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    トヨタ ランドクルーザー300完全ガイド【2026年版】タイヤ・維持費・盗難対策・コーティング・オプションまで徹底解説

    プロフィール
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    マコール

    車関連企業に勤務しながら、現場で見聞きした“リアルなクルマ事情”を発信しています。
    学生時代から会計事務所で経営者と接し、車の節税対策や高級車の選び方を学んだ経験をベースに、数字と実体験の両面から「ムダのないクルマ選び」を提案。

    80年代後期のローバーMINIでレースに参加していたほどの車好きで、現在も趣味の延長線上で走行会参加。
    カーリースから維持費、DIY整備まで、巷にあふれる情報を“使える形”に整理し、読者の疑問や不安を少しでも軽くすることを目的にこのサイトを立ち上げました。

    「どこよりも現実的で、ちょっとマニアック」——そんな視点でクルマと向き合っています。

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    URL: https://sei-ryou.com/luxury-suv/land-cruiser-300/
    最終更新: 2026年3月


    トヨタ ランドクルーザー300完全ガイド【2026年版】タイヤ・グレード・盗難対策・維持費・リセールのすべて

    ランドクルーザー300 盗難対策・完全ガイド
    2026年3月最新

    「どこへでも行き、生きて帰ってこられる」——ランクル300オーナーが知るべきすべてを一冊に

    まず3大ポイントを知りたい方へ
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    ランドクルーザー300 選びの3大ポイント【2026年版】

    2021年8月登場の旗艦SUV。2025年3月のマイナーチェンジで指紋認証スタートスイッチ・スマートキー測距システムを全グレード標準装備。現在の状況を3点にまとめます。

    • 受注・納期:ガソリン車は2022年7月以降受注停止継続中(2026年3月時点)。新車購入できるのはディーゼルZX(¥773万)・GR SPORT(¥813万)のみ。販売店ごとの割り当て制で既存顧客優先。中古市場は新車価格超えが常態化している。
    • タイヤ:GX・AX・VX・GR SPORTは18インチ(265/65R18)、ZXのみ20インチ(265/55R20)。全グレード6穴(PCD139.7)でランクル200系ホイールは流用不可。4本交換費用は通販+持ち込み工賃で14〜24万円が目安。
    • 盗難対策:ランドクルーザー300は日本で最も盗難被害が深刻な車種のひとつ。CANインベーダー・キーエミュレーターには純正指紋認証でも対応できないため、IGLAなどデジタルイモビライザーの取り付けが購入直後の最優先事項。
    ガソリン車受注状況 停止中 2022年7月〜継続中(2026年3月)
    新車購入可能グレード ディーゼル2グレード ZX ¥773万 / GR SPORT ¥813万
    標準タイヤ(ZX以外) 265/65R18 全グレード6穴・PCD139.7
    ZXタイヤ 265/55R20 ZXのみ20インチ
    自動車税 ¥57,000/年 ガソリン・ディーゼル共通
    盗難対策最優先 IGLA必須 購入直後に施工を

    グレード構成・価格・主な装備(2025年3月マイナーチェンジ後)

    ランドクルーザー300はガソリン車5グレード・ディーゼル車2グレードの計7グレード構成です。2026年3月現在、ガソリン車はすべて受注停止中。新車購入できるのはディーゼルの2グレードのみとなっています。

    グレードエンジン定員価格(税込)受注状況
    GX3.5L V6 ガソリン5人¥5,252,500停止中
    AX3.5L V6 ガソリン7人¥5,630,900停止中
    VX3.5L V6 ガソリン7人¥6,436,100停止中
    ZX(ガソリン)3.5L V6 ガソリン7人¥7,436,000停止中
    GR SPORT(ガソリン)3.5L V6 ガソリン7人¥7,836,400停止中
    ZX(ディーゼル)★現在購入可3.3L V6 ディーゼル5人¥7,736,300受注中※
    GR SPORT(ディーゼル)★現在購入可3.3L V6 ディーゼル5人¥8,136,700受注中※
    ⚠️ 「受注中」でも誰でも買えるわけではない

    ディーゼルZX・GR SPORTは販売店ごとの割り当て枠制が主流で、既存顧客・長期取引客が優先されます。「誰でも注文できる」状況ではなく、まず担当販売店への相談が第一歩です。最新情報はトヨタ公式サイトまたは各販売店にご確認ください。

    グレード別の主な違い

    グレード特徴・ポイントタイヤ
    GXエントリー5人乗り。基本走行性能・安全装備は上位と同等。シルバー塗装18インチ・指紋認証標準。265/65R18
    AXGXに7人乗り3列シートを追加。パワーシート(運転席8Way)装備。ファミリー向けエントリー。265/65R18
    VXゼブラウッド内装・本革シート・JBLプレミアムサウンド・シートヒーター/ベンチレーション標準。装備と価格のバランス◎で中古市場の需要が高い。265/65R18
    ZX20インチホイール・AVS(可変ダンパー)・電動バックドア・ウォールナット内装・3列目電動格納。リセール最強グレード265/55R20
    GR SPORT前後電動デフロック・E-KDSS・AVS・専用マットグレー18インチ+AT23タイヤ標準。本格オフロード志向の最上位。265/65R18

    燃費参考値(WLTCモード)

    • ガソリン(3.5L V6):7.1〜7.3 km/L(グレードによる)
    • ディーゼル(3.3L V6):8.7〜8.9 km/L

    ガソリンZX新車価格¥744万に対しディーゼルZXは¥774万(30万円高)。燃料費差(年1万km走行で約7万円/年)のみの回収には4〜5年かかりますが、ディーゼルはトルク優位・5人乗りの取り回し・現在唯一購入できる選択肢という点で存在感があります。


    純正タイヤサイズ一覧・おすすめ銘柄9選

    ▼ グレード別タイヤサイズ早見表

    グレードタイヤサイズホイールサイズ純正銘柄
    GX / AX265/65R1818×7.5J(シルバー塗装)ダンロップ グラントレック AT23
    VX265/65R1818×7.5J(スーパークロームメタリック)ダンロップ グラントレック AT23
    ZX(ガソリン・ディーゼル)265/55R2020×8J(スーパークロームメタリック)ダンロップ グラントレック PT5A
    GR SPORT(全エンジン)265/65R1818×7.5J(マットグレー塗装)ダンロップ グラントレック AT23
    ⚠️ ホイール交換時の重要注意点

    全グレード6穴(PCD139.7)ですが、ボルト径がM12からM14に変更されており、200系用の社外ホイール・社外ナットはサイズ・形状ともに流用不可です。また純正ホイールはTPMS(タイヤ空気圧センサー)内蔵のため、ホイール交換時はTPMSの移植または新品センサーの取り付けが必要です。ランクル300(300系)専用品であることを必ず確認してください。

    タイヤフッドで交換予約をするとショップ持ち込みが最もスムーズです。

    ▼ 265/65R18 おすすめ6銘柄(GX・AX・VX・GR SPORT対応)

    ダンロップ グラントレック PT5 265/65R18
    Dunlop GRANDTREK PT5
    265/65R18 114V
    オンロード万能
    約¥28,820/本 4本 約¥115,280
    静粛性・乗り心地・耐摩耗のバランスが優れたSUVタイヤ。コスパ重視の交換銘柄として定番。
    ブリヂストン アレンザ LX100 265/65R18
    Bridgestone ALENZA LX100
    265/65R18 114V
    プレミアムSUV
    約¥38,880/本 4本 約¥155,520
    静粛性・乗り心地を最優先したプレミアムSUVタイヤ。VX・ZX上位グレードのオーナーに特に人気が高い。
    グッドイヤー エフィシエントグリップ HP01 265/65R18
    Goodyear EfficientGrip HP01
    265/65R18 114V
    低燃費・コスパ
    約¥22,980/本 4本 約¥91,920
    最もリーズナブルな選択肢。低燃費性能とオンロード快適性を両立。費用を抑えて交換したいオーナーに。
    ヨコハマ ジオランダー A/T G015 265/65R18
    Yokohama GEOLANDAR A/T G015
    265/65R18 114H
    AT・オン/オフ両対応
    約¥29,260/本 4本 約¥117,040
    オン/オフ両対応のATタイヤ。キャンプ・林道を含めた幅広いシーンで使いたいオーナーに最適。純正AT23からの乗り換え定番銘柄。
    BFグッドリッチ All-Terrain KO3 265/65R18
    BFGoodrich All-Terrain T/A KO3
    LT 265/65R18 117/114S RWL
    ホワイトレター・本格AT
    約¥50,070/本 4本 約¥200,280
    GR SPORTオーナーが最も選ぶ本格ATタイヤ。ホワイトレターがランクル300のタフさをさらに引き立てる。本格オフロード走行にも対応。
    ダンロップ ウインターマックス SJ8+ 265/65R18
    Dunlop WINTER MAXX SJ8+
    265/65R18 114Q
    スタッドレス
    約¥32,000〜38,000/本 4本 約¥13〜15万
    SUV用スタッドレスで高い実績のSJ8+。重量約2.7tのラダーフレーム車にも対応する高い制動力。RAV4・ランドクルーザー系に広く採用。

    ▼ 265/55R20 おすすめ3銘柄(ZX専用)

    ダンロップ グラントレック PT5A 265/55R20
    Dunlop GRANDTREK PT5A
    265/55R20 109V
    ZX純正・新車装着
    約¥32,000〜42,000/本 4本 約¥13〜17万
    ZXに新車から装着されるオンロード向け静粛性タイヤ。乗り心地・燃費を優先したい方の純正維持に。
    ブリヂストン アレンザ001 265/55R20
    Bridgestone ALENZA LX100
    265/55R20 113V
    プレミアム静粛
    約¥35,000〜48,000/本 4本 約¥14〜19万
    ZX 20インチのプレミアム交換銘柄。静粛性・SUV乗り心地でPT5Aをしのぐ性能。ラグジュアリーな乗り味を求めるZXオーナーに◎。
    ダンロップ ウインターマックス SJ8+ 265/55R20
    Dunlop WINTER MAXX SJ8+
    265/55R20 113Q XL
    スタッドレス(ZX用)
    約¥38,000〜50,000/本 4本 約¥15〜20万
    ZX 20インチ対応スタッドレス。20インチはスタッドレス用のサイズ選択肢が18インチより少なく、SJ8+は数少ない安定供給銘柄のひとつ。

    重量約2.7tのラダーフレーム車のため、タイヤへの負担が乗用SUVとは異なります。残溝5mm前後での早めの交換を推奨します。工賃は4本交換で約20,000〜30,000円が目安(価格は別途)。


    リセールに効くオプション選び

    ランドクルーザー300 リセール・査定

    ランドクルーザー300は中古市場で新車価格超えが起きるほどリセールが強い車種です。装備選びが将来の査定額を大きく左右します。

    査定に特に有利なオプション・装備

    装備・オプションリセールへの影響備考
    ボディカラー:ブラック(202)・ホワイトパール(070)★★★ 最大評価定番2色は中古市場での回転率が最高。グレーメタリックも安定した需要あり
    パノラマルーフ(メーカーOP)★★★ 査定反映率高後付け不可の装備で高評価。ZXのニュートラルベージュ×サンルーフは特に高評価
    JBLプレミアムサウンド(VX以上標準)★★ グレード価値に直結VX以上はグレード自体がリセールの高さに直結
    電動バックドア(ZX標準)★★ 実用性で訴求力大VX以下ではメーカーOPのため、装着の有無が査定差を生む
    ルーフレール(メーカーOP)★★ アウトドア需要と連動後付けが困難なため付いていると査定有利

    リセールに注意が必要なカスタム

    社外ホイール・リフトアップキットなど大幅なカスタムは好みの分かれる改造として査定に反映されないことが多いです。ただしランクル300専用設計のROJAM(ロジャム)フォージドホイールなどは市場認知度が高く、一部の専門バイヤーには評価されるケースもあります。

    売却・乗り換え前に必ずやること

    📊 無料一括査定で「本当の相場」を知る

    ディーラー下取りだけで売却すると、相場より50〜200万円低く評価されるケースがあります。ランクル300は流動的な中古相場なので、複数社に競わせて最高額を確認することが特に重要です。

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    Buddica Direct(バディカダイレクト)

    ランドクルーザー300は高額査定が期待できる一方、大手業者からの電話攻勢が多い車種です。LINEで完結するBuddica Directなら営業電話なしで最高額を提示してもらえます。


    安全装備・2025年3月マイナーチェンジ詳細

    ランドクルーザー300 納期・安全装備

    トヨタセーフティセンス(全グレード標準)

    • プリクラッシュセーフティ:歩行者・自転車・自動二輪車・夜間歩行者を検知し自動ブレーキ作動
    • レーダークルーズコントロール(全車速追従):先行車との車間距離を自動維持。渋滞時の低速追従も可能
    • レーントレーシングアシスト(LTA):車線維持支援
    • オートマチックハイビーム:対向車・先行車を検知して自動切替
    • ロードサインアシスト(RSA):速度制限標識等をメーターに表示

    グレード別安全装備の差

    機能GX/AXVXZXGR SPORT
    トヨタセーフティセンス○全車標準
    パーキングサポートブレーキ(前後静止物)○全車標準
    アダプティブハイビームシステム×(AHB)××○標準
    AVS(可変ダンパー)××○標準○標準
    E-KDSS(電子制御スタビライザー)×××○標準
    前後電動デフロック×××(リアのみ)○標準

    2025年3月24日 マイナーチェンジ——盗難対策3機能を全グレード標準化

    2025年3月24日の一部改良は法規対応に加え、盗難対策機能の大幅拡充と内装刷新が行われた実質的なマイナーチェンジです。4年連続で盗難被害ワースト1(日本損害保険協会)を記録したランドクルーザー300に対し、トヨタが本腰を入れた内容です。

    🆕 盗難対策 新3機能(全グレード標準装備)
    機能内容
    指紋認証スタートスイッチエンジンスタートスイッチに指紋センサーを内蔵。登録された指紋がなければエンジン始動を制限。GX含む全グレード標準装備
    スマートキー測距システムスマートキー所持者の位置を高精度認識。キー保有者が車両付近にいない場合、スマートエントリーによる解錠・始動を自動制限。リレーアタック対策として有効
    マイカー始動ロック(トヨタ車初)「My TOYOTA+」アプリ操作で車両の始動をロック可能。駐車中・就寝中などの時間帯セキュリティを大幅強化
    ⚠️ 指紋認証の過信は禁物——CANインベーダーには無力

    指紋認証はリレーアタック対策として有効ですが、CANインベーダーでECUをメンテナンスモードに変更された場合や、キーエミュレーターを使用された場合は突破されるリスクがあります。「指紋認証があるから大丈夫」と過信せず、後述するIGLA等の追加対策との組み合わせが必須です。

    その他の主な変更点:デジタルメーター換装(VX/ZX/GR SPORTは12.3インチTFT、GX/AXは7インチに拡大)・3列目シートの跳ね上げ式からフロア内電動収納への変更・プリクラッシュセーフティの強化(自転車昼夜・出会い頭・横断歩行者の検知対応)。


    コーティング・PPF費用目安

    ランドクルーザー300は全長4,985mm×全幅1,980mmの大型ボディを持つため、コーティング施工面積が一般的なSUVの1.5倍程度になります。車両価格が高いだけに、初期投資としての費用対効果は高いと言えます。

    施工内容費用目安持続期間特徴
    ガラスコーティング(フル施工)¥10〜20万3〜5年下地処理込み・専用クリーンルーム施工店が理想
    ダイヤモンドコーティング¥25〜40万5年〜最高光沢・汚れ弾き最強
    PPF部分施工(フロント3点)¥10〜20万半永久オフロード走行が多いオーナーに特に有効
    PPFフルラッピング¥60〜120万以上半永久大型ボディのためハリアーの約1.5倍費用。リセール価値維持に最も効果的

    林道・砂利道を走行する機会が多い場合、ガラスコーティングのみでは飛び石傷の防止が困難です。フロント部分へのPPF施工を強く推奨します。また泥・砂汚れはコーティングの劣化を早めるため、走行後の早めの洗車が維持の鍵です。


    ラッピング・カスタム費用

    大型ボディのため施工フィルム量が多く、費用は普通乗用車比で1.5〜2倍程度になります。

    施工内容費用目安
    フルラッピング(マットブラック・マットグレー)¥20〜40万
    フルラッピング(サテン系・グロスカラー)¥25〜50万
    フルラッピング(カメレオン・スペシャルカラー)¥40〜80万以上
    ルーフ ブラックアウト¥7〜12万
    フロントグリル ブラックアウト¥2〜5万

    GR SPORTオーナーはアウトドア感を強調するためにルーフへのマットカモフラージュ柄ラッピングを施すケースも増えています。ROJAMフォージドホイールとラッピングを組み合わせた「アーバン系カスタム」は国内外で高い評価を得ています(関連記事参照)。


    年間維持費シミュレーション(ガソリン vs ディーゼル)

    ⛽ ガソリン車(ZX相当)年間維持費
    自動車税(3,444cc)¥57,000
    自動車重量税(年換算)約¥20,000
    自賠責保険(年換算)約¥8,800
    任意保険(40代・20等級)¥8〜13万
    燃料費(年1万km・¥170/L)約¥23万(7.3km/L)
    車検費用(2年に1回換算)¥8〜12万/年
    オイル交換等メンテ¥2〜4万
    合計概算(駐車場除く)約¥54〜67万/年
    🛢️ ディーゼル車(ZX)年間維持費
    自動車税(3,345cc)¥57,000
    自動車重量税(年換算)約¥20,000
    自賠責保険(年換算)約¥8,800
    任意保険(40代・20等級)¥8〜13万
    燃料費(年1万km・¥140/L軽油)約¥16万(8.7km/L)
    車検費用(2年に1回換算)¥8〜12万/年
    オイル交換等メンテ¥2〜4万
    合計概算(駐車場除く)約¥42〜54万/年

    自動車税は排気量3.0L超〜3.5L以下の区分で¥57,000(2019年10月以降の新税率)。ガソリン車3.5L(3,444cc)・ディーゼル車3.3L(3,345cc)はいずれもこの区分に該当します。ディーゼル車は数年毎にDPFクリーニング費用(数万円)が発生する場合があります。


    盗難対策ベスト5——ランクル300は「買った日から対策」が必須

    ランドクルーザー300は日本国内で最も盗難被害が多い車種のひとつです。警察庁データでも4輪車盗難ランキング上位に継続的にランクインしており、新車を購入した当日から対策を開始すべき車種です。

    最新の主要盗難手口(2025年現在)

    • リレーアタック:スマートキーの微弱電波を中継・増幅してロック解除・エンジン始動。最も基本的な手口
    • コードグラバー:キーレス信号を傍受・解読してロック解除
    • CANインベーダー:フロントグリル・バンパー裏のCAN配線に機器を接続しECUを乗っ取って施錠解除・エンジン始動。特にランクル300は標的になりやすい
    • キーエミュレーター(通称:ゲームボーイ):車体の電波を解析して偽スマートキーを生成。1〜2分で侵入完了。2024年以降急増
    ⚠️ 電波遮断ポーチだけでは不十分

    スマートキーの電波遮断ポーチはリレーアタック対策のみ有効です。CANインベーダーやキーエミュレーターには無効であり、複数手段の組み合わせが不可欠です。

    ▼ 推奨5対策(多層防衛構成)

    🔐 最優先:IGLA デジタルイモビライザー(工賃込み¥7〜12万)

    ランクル300オーナーへの最優先推奨対策。IGLA 2+はCAN-BUSに接続し、専用フォブでのオーナー認証がない限りシフト操作と同時にエンジン強制停止を行います。CANインベーダーでECUを乗っ取られてもエンジン始動を妨害できる唯一の対策です。ランクル300への施工実績がある専門店での取り付けが必須です。

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    社外アラーム(Viper)
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    ハンドルロック(TOM’S)
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    GPSトラッカー
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    💡 ランクル300 推奨の多層防衛構成

    IGLA(CANインベーダー対策)+KeylessBlock(リレーアタック対策)+GPSトラッカー+ハンドルロック+電動シャッター付きガレージ——この5点が2025年時点で最も実効性の高い多層防衛構成です。

    都市部では車両保険の引き受けを制限・拒否する保険会社が増えており、IGLA等の認定盗難対策装置の取り付けを加入条件とするケースも出てきています。購入前に保険代理店へ事前確認し、セキュリティ施工後に保険交渉を行うことで保険料の割引がスムーズになる場合があります。


    信頼できるショップ・整備店の選び方

    比較項目トヨタ正規ディーラー独立系整備・専門店
    純正部品・リコール対応×(ディーラー経由が必要)
    工賃の安さ
    ランクル300の整備知識店による
    ディーゼルエンジン専門性要確認
    カスタム・社外品の取り付け△(限定的)
    IGLA・GPSトラッカー取り付け○(専門店推奨)

    定期点検・車検はトヨタ正規ディーラーが安心です。IGLA・GPSトラッカーなどのセキュリティ取り付けや、ホイール・タイヤ交換・コーティング施工は専門ショップの方が品質・価格ともに優れることが多いです。

    • 認証工場・指定工場の資格があるか(車検には必須)
    • ランドクルーザー300の整備実績が豊富か
    • ディーゼル車のDPF管理・アドブルー補充に対応しているか(ディーゼル車オーナー必須確認)
    • IGLA等セキュリティシステムの施工実績があるか(専門技術が必要)

    よくある質問(9問)

    ランドクルーザー300のタイヤサイズはグレードによって違う?

    はい、異なります。ZXグレードのみ265/55R20(20×8J)で、その他のGX・AX・VX・GR SPORTはすべて265/65R18(18×7.5J)です。また全グレード6穴(PCD139.7)ですがボルト径がM14に変更されており、ランクル200系用の社外ホイール・社外ナットは流用不可です。タイヤ・ホイール購入時は必ずグレードを確認してください。

    ランドクルーザー300のタイヤ交換費用はどのくらい?

    265/65R18(GX〜GR SPORT)の通販タイヤ4本+持ち込み工賃で約14〜20万円が目安です。265/55R20(ZX)は約18〜24万円程度。重量約2.7tの大型車のため工賃もやや高くなります。銘柄によって価格幅が大きく、グッドイヤーHP01(約23,000円/本)〜BFGoodrich KO3(約50,000円/本)と差があります。

    現在ランドクルーザー300は新車で買える?

    2026年3月時点では、ガソリン車(GX・AX・VX・ZX・GR SPORT)は引き続き受注停止中です。ディーゼルのZX(¥773万)とGR SPORT(¥813万)は受注中ですが、販売店ごとの割り当て枠制が主流で既存顧客・長期取引客が優先されます。「誰でも注文できる」状況ではなく、まず担当販売店への相談が必要です。ガソリン車を希望する場合は中古市場が現実的ですが、新車価格超えの高値が続いています。

    ガソリン車とディーゼル車、どちらが良い?

    ディーゼル車は燃料費で年間約7万円の節減(年1万km走行・価格差30万円)、強大なトルク(700Nm以上)による牽引性能・オフロード性能の優位性があります。一方ガソリン車は3列・7人乗りが選べる点とリセールバリューの高さで有利です。現在新車購入できるのはディーゼルのみのため、購入を急ぐ場合はディーゼルが実質一択です。

    ランクル300はなぜそんなに盗難が多い?

    海外市場での高い中古需要(特に中東・東南アジア・アフリカ)により、組織的な窃盗団の標的になりやすい車種です。CANインベーダーやキーエミュレーターなどの高度な手口が確立されており、購入直後からの多層的な盗難対策が必須です。2025年3月のマイナーチェンジで指紋認証スタートスイッチ等が全車標準装備されましたが、CANインベーダーには対応できないためIGLA等との組み合わせが必要です。

    ランクル300のリセールはどのくらい?

    現在のリセールバリューは異常に高く、2021〜2022年式の中古車が新車価格を上回る価格で流通しています。リセール重視ならガソリンZX・ホワイトパールクリスタルシャイン・サンルーフ・JBLの組み合わせが最も評価されます。ディーゼルもリセール100%超えが続いており、いずれのグレードも投資価値が高い状況です。

    ランクル300にハイブリッドは出る?

    2025年にカタールで3.5L V6ツインターボ+ハイブリッド(システム最高出力約464PS・790Nm)が正式発表されました。公称燃費は約10.9km/Lで現行ガソリン車から約30〜40%向上。日本導入の公式発表はありませんが、業界内では2026〜2027年での導入が有力視されています。詳細は関連記事をご覧ください。

    ランクル300の年間維持費の目安は?

    ガソリン車(ZX相当)で年間約54〜67万円、ディーゼル車で約42〜54万円が目安です(駐車場代除く)。主な内訳は自動車税(¥57,000)・任意保険(年8〜13万円)・燃料費(年16〜23万円)・車検(年換算8〜12万円)などです。自動車税は3.5L(3,444cc)・3.3L(3,345cc)いずれも3.0L超〜3.5L以下の区分で¥57,000となります。

    ランドクルーザー300を所有する上での最大の懸念点は?

    維持費(税金・燃料費)以上に「盗難リスク」とそれに伴う「任意保険料の高騰・加入制限」が2026年現在の最大懸念事項です。都市部では車両保険の引き受けを制限・拒否する保険会社が増えており、IGLA等の認定盗難対策装置の取り付けを加入条件とするケースも出てきています。購入前に保険代理店へ事前確認し、セキュリティ施工後に保険交渉を行うことをお勧めします。


    まとめ・購入チェックリスト

    ✅ ランドクルーザー300 購入時の5大ポイント

    • タイヤサイズ:GX〜GR SPORTが265/65R18、ZXのみ265/55R20(全グレード6穴・PCD139.7。200系ホイール流用不可)
    • リセール最重視:ガソリンZX+ホワイトパール+サンルーフ+JBLの組み合わせが中古市場で最高評価
    • 今すぐ新車で買う:ディーゼルZX・GR SPORTが唯一の選択肢(割り当て制・要相談)
    • 盗難対策はIGLAを軸とした多層防衛が必須:購入直後に施工すること。保険加入条件になるケースも
    • HEV日本導入を待つ:2026〜2027年導入が有力視されているが公式発表待ち

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    本記事の情報は2026年3月時点のものです。価格・受注状況・スペックは予告なく変更される場合があります。購入前に必ずトヨタ正規販売店または公式サイトでご確認ください。リンク先はアフィリエイト広告を含みます。

    マコール

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    マコール

    車関連企業に勤務しながら、現場で見聞きした“リアルなクルマ事情”を発信しています。
    学生時代から会計事務所で経営者と接し、車の節税対策や高級車の選び方を学んだ経験をベースに、数字と実体験の両面から「ムダのないクルマ選び」を提案。

    80年代後期のローバーMINIでレースに参加していたほどの車好きで、現在も趣味の延長線上で走行会参加。
    カーリースから維持費、DIY整備まで、巷にあふれる情報を“使える形”に整理し、読者の疑問や不安を少しでも軽くすることを目的にこのサイトを立ち上げました。

    「どこよりも現実的で、ちょっとマニアック」——そんな視点でクルマと向き合っています。

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