スズキ ジムニー史上初の5ドアは、ジムニーノマドとして正式に発表され、多くのジムニーファンが待ち望んでいるモデルです。海外では「ジムニー5ドア」として2023年6月に一足先に発売されているので、国内販売は時間の問題と思われていましたが、2025年4月3日の発売まで約2年かかっています。
日本では「ジムニーノマド」として販売されます。
本記事では、最新情報や発売日、価格、予約方法について詳しく解説します。また、シエラとの違いや軽自動車との位置づけについても紹介します。購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
スズキ ジムニー ノマド 5ドアとは?特徴と魅力
スズキ ジムニーノマド は、従来のジムニーシエラ(3ドアモデル)に比べて実用性が向上し、より多くのユーザーに適したモデルとして登場しました。特に、後部座席の利便性が向上し、ファミリー層やアウトドア愛好家にとって魅力的な選択肢となっています。
ジムニー5ドア モデルの概要
ジムニー5ドアは、インド市場を中心に開発され、日本市場にも導入が期待されていた新型車両です。インド国内で生産され、インド国内、中南米、アフリカ、中東諸国へ輸出されています。
また国内販売されるジムニーノマドもインド国内で生産されます。
全長が拡張され、後部座席が追加されたことで、乗車定員が増加し、ファミリー層にも適した設計となっています。オフロード性能はそのままに、日常使いにも対応できるバランスの取れたモデルです。
3ドアモデルとの違い
3ドアモデルのシエラと比較すると、5ドアモデルはホイールベースが延長されており、後部座席の足元スペースが広くなっています。これにより、長時間のドライブでも快適な乗り心地が期待できます。また、リアドアが追加されたことで、後部座席へのアクセスが容易になり、使い勝手が大幅に向上しました。このホイールベースの延長により、車体重量は100キロ増ということです。
どんなユーザーにおすすめ?
スズキ ジムニー 5ドアは、オフロード走行を楽しみたい人はもちろん、家族や友人と一緒にドライブを楽しみたい人にもおすすめです。特に、アウトドアが好きな方には最適で、キャンプや釣りなどのシーンでもその実力を発揮します。また、日常の通勤や買い物にも適しており、幅広い用途に対応できる点が魅力です。
スズキ ジムニー 5 ドアの最新情報
スズキ ジムニーノマド(5ドア)は、多くのファンが待ち望んでいるモデルであり、その登場に関する情報は日々更新されています。ここでは、最新のリーク情報や公式発表、発売スケジュールについて詳しく解説します。
最新のリーク情報・発表内容
2023年にインド市場で初公開されたスズキ ジムニー 5ドアは、既にグローバル市場での展開が検討されています。リークされた情報によると、日本市場向けの仕様は、現行のジムニーシエラと同様のエンジンを搭載する可能性が高いと予想されていた通り1.5リッター水冷直列4気筒の「K15B型エンジン」を搭載。また、内装や安全装備の向上も期待されています。
また、一部のディーラー営業マンの話ですと、ハイブリッドタイプの追加も可能性としてはあるようですが、現在の発表されたばかりの「K15B型エンジン」版の予約が殺到しているようで、当分はこのままではないかとのこと。
公式発表の内容と発売日
スズキは2025年1月30日にジムニー 5ドアの日本市場向けモデルを発表し、発売日は2025年4月3日とアナウンスしています。価格帯については、ジムニーシエラと同様の設定が予想されておりましたが、4WD・5MTは265万1千円から、4WD・4ATが275万円からとなります。
ちなみにジムニーシエラは4WD・5MTは208万4500円から、4WD・4ATが218万3500円からとなります。
インド国内で販売されている「ジムニー5ドア」の価格は日本円で約230万円
ジムニーノマド 国内発売のスケジュール
現行のジムニーシエラは3ドア仕様のみですが、ノマド5ドアモデルが追加されることで、より幅広いユーザーに対応できるラインナップとなり、ジムニーシエラの5ドアモデル版ともいえます。
日本での発売日はいつ?
現在の情報によると、スズキ ジムニー 5ドアの日本国内発売は2025年4月3日に予定されています。予約開始時期は2025年1月30日から開始されており、納期などの詳細はスズキの公式サイトやディーラーからの発表を待つ必要がありますが、納期は3か月から1年程度となる見込みです。
スズキ ジムニーノマド 5ドアの予約方法
予約開始時期と方法
2025年1月30日発表日よりスズキ ジムニーノマド 5ドアの予約が受け付け中です。公式ディーラーやオンラインでの申し込みが可能です。早めに予約することで、納車の遅延を避けられる可能性があります。
予約の注意点
予約時には、希望するグレードやカラーを慎重に選びましょう。人気の高いグレードは早めに予約が埋まる可能性があります。また、予約には一部の手付金が必要となる場合があるため、事前に販売店へ確認しておくことをおすすめします。
スズキ ジムニー シエラMTとATどちらを選ぶべき?
エンジンや装備の違い
スズキ ジムニー シエラのMTとATでは、エンジン自体は同じですが、トランスミッションによって走行フィールが異なります。MTモデルは自分でギアを操作する楽しさがあり、特にオフロード走行を楽しみたい方におすすめです。一方で、ATモデルは市街地走行や長距離ドライブでの快適性が高く、運転の負担を軽減します。
MTとATどちらを選ぶべき?
用途によって選択肢が変わります。オフロード走行をメインにする場合や、よりダイレクトな運転を楽しみたいならMTが適しています。逆に、街乗りや長距離移動が多い方にはATが向いています。
スズキ ジムニー 5 ドアは軽自動車では出ないの?
スズキ ジムニー 5 ドアは軽自動車規格ではなく、小型車として発売されます。3ドアのジムニーは軽自動車規格で販売されていますが、5ドアモデルはボディサイズが拡大されたジムニーシエラ1.5Lよりも全長がさらに伸ばされています。私個人としては、軽自動車としての5ドアを期待していましたが、ボディ剛性、重量増によるパワー不足を払拭するまでのシステムの問題があるようで、現時点ではないようです。
ジムニー 各モデルのサイズ、燃費等、維持費の比較
ジムニー ノマド5ドアは1.5Lで0.66Lの軽自動車ではないため、軽自動車と比較すると自動車税が高くなります。また、重量が増加しているため燃費も若干異なります。ただし、耐久性やリセールバリューを考慮すると、維持費の面でも納得できる部分が多いでしょう。
また、燃費面で言うとノマドの場合、WLTCモード
4WD/5MTは14.9L/km
4WD/4ATは13.6L/km
シエラの場合、WLTCモード
4WD/5MTは15.4L/km
4WD/4ATは14.3L/km
重量100㎏の違いが燃費にも表れています。
ちなみに軽自動車のジムニー(R06A型)のボディサイズ
燃費は、WLTCモード
4WD/5MTは16.6L/km
4WD/4ATは14.3L/km
まとめ
スズキ ジムニー 5 ドアは、275万円からの価格設定で、予約もすでに開始されています。3ドアモデルとの違いや、MT・ATの選択、維持費などを考慮しながら、自分に合ったグレードや仕様を選ぶことが重要です。人気モデルのため、早めの予約がおすすめです。
マコール
車関連企業に勤務
80年代後期のローバーMINIで走行会に参加
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