レクサスUX、KINTOと中古どちらがお得?3年間コストを徹底比較!
レクサスUXは、レクサスブランドの中でも人気の高いコンパクトSUV。
ただ、新車価格が高いため「KINTOで乗るか」「中古で買うか」で悩む人も多いはずです。
ここでは、3年間乗った場合の総コストを比較しながら、どちらが本当にお得なのかを検証します。
【比較表】レクサスUX KINTO vs 中古購入(3年間)
| 項目 | KINTO(月額定額プラン) | 中古車購入(現金またはローン) |
|---|---|---|
| 対象モデル | UX250h version C(新車) | UX250h version C(3年落ち) |
| 初期費用 | 0円(頭金不要) | 約350〜400万円(車体+諸費用) |
| 月々の支払い | 約72,000〜85,000円(税金・保険・整備込) | 維持費 約15,000円+ローン支払い |
| 自動車税・保険 | すべて込み | 自己負担(年10万円前後) |
| 車検・メンテナンス | 定期整備含む | 実費(1回10〜15万円) |
| 総支払額(3年間) | 約260〜300万円 | 約280〜320万円(維持費含む) |
| 3年後の状態 | 返却 or 乗り換え | 所有物として残る(売却可能) |
KINTOの強み:定額で最新モデルに乗れる安心感
KINTOは、任意保険・税金・メンテナンスが月額にすべて含まれる“完全定額制”。
UXのようにハイブリッド主体の車種なら燃費も良く、トータルコストを抑えやすいのが特徴です。
「急な出費を避けたい」「レクサスを気軽に体験したい」という人に最適です。
中古購入の強み:所有できる満足感とリセールは?
一方で中古のレクサスUXは、リセールバリューは3年後でも価値が50〜60%残ることも。
長く乗るほどコスパが良く、5年以上乗るならKINTOよりも安くなるケースもあります。
ただし、任意保険・車検・修理代などは自己負担になります。
結論:3年で乗り換えるならKINTO、5年以上乗るなら中古
短期間でレクサス体験をしたい人にはKINTOが最適。
一方、「長く所有して維持費をコントロールしたい」人には中古購入が向いています。
UXはKINTO契約車が3年後に中古市場へ流れるため、
「KINTOで試してから中古で乗る」というステップもおすすめです。
補足:KINTOから中古への乗り換えも賢い選択
まずKINTOで3年間試し、その後に同型の中古を購入する流れなら、
UXの特性や装備を実体験した上で無理のない買い替えができます。
「買って失敗したくない」人にこそ、この組み合わせは現実的です。
レクサスUXは中古で狙う!リセールが低くても選ばれる理由
一見すると、レクサスUXのリセールバリューは同ブランドのNXやRXに比べて見劣りするかもしれません。しかしそれは、裏を返せば“購入しやすく、長く乗るほど得をするクルマ”とも言えます。特にハイブリッドのUX250hは静粛性、燃費、装備面のバランスが秀逸で、価格帯からは想像できないプレミアム感を味わえる一台です。
3年落ちでのリセール率はUX250h F SPORTで約67%。これはコンパクトSUVとしては決して低くなく、特定グレードにはしっかりと価値が残っているのです。

「安く買って長く楽しむ」がUX流のカーライフ
リセールが低いからこそ、中古市場では高品質なUXが驚くほど手頃な価格帯で手に入ります。中でもUX200のガソリンモデルは、新古車市場でのコストパフォーマンスが非常に高く、KINTOのような定額サービスと比べても長く乗る予定がある人には非常に合理的な選択肢となります。
また、UXはレクサスの中でも取り回しが良く、都心部でも扱いやすいサイズ感が魅力。実用性を重視しつつも、しっかりと高級感を保っている点が長く乗るモチベーションを高めてくれます。
高く売れるグレード&オプションの見極めポイント
UXを選ぶ際、将来の下取り価格を少しでも意識したい人には、UX250hのF SPORTやバージョンLがおすすめです。3眼LEDヘッドライトやパノラミックビューモニター、ホワイトノーヴァやブラックといった人気カラーは、中古市場でも需要が高い傾向にあります。
反対に、ベーシックグレードやオプション装備の少ない車両は安くなりやすいので、新車購入時からリセールも視野に入れると良いでしょう。
意外と多い?UXユーザーが経験するバッテリー上がり
UX250hを含むハイブリッド車では、補機バッテリーの管理が重要です。週末ドライバーや短距離使用が多い人の中には、知らないうちにバッテリーが上がってしまうというトラブルを経験するケースもあります。
その対策として、定期的に車を動かす、ソーラーチャージャーを活用する、電圧チェッカーで状態を確認するなどの工夫が必要です。便利装備が多いUXだからこそ、電装系のメンテナンスは油断できません。
カスタムして「自分だけのレクサスUX」へ
UXはドレスアップや快適性アップのカスタムパーツも豊富です。例えば、フロントスポイラーやマフラー交換によるスポーティな外観への変化、Apple CarPlay対応モニターでのインフォテインメント強化、ラゲッジマットやフロアライトによる室内快適化など、乗るたびに気分が上がるアイテムがそろっています。
特に中古車やリセールを気にせず乗る前提であれば、思いきったカスタムで「唯一無二のUX」に仕上げるのも大いにアリ。新車にはない個性を手に入れましょう。
レクサスUXの“ここだけ”の魅力──サイズに秘められた知性と美学
UX最大の特徴は、「高級」と「扱いやすさ」のバランスにあります。全長4.5m未満のボディに凝縮されたデザインは、狭い路地や立体駐車場でもストレスなく使えるサイズ感。それでいて、内装の質感や走行時の静粛性はさすがレクサス。
加えて、UX専用の足回りセッティングやエコとスポーツを両立させた走行モード切り替え機能など、実は“通好み”の作り込みが随所に光ります。大柄なSUVに抵抗がある人にも、UXはちょうどいい選択肢です。
保険料も意外と現実的?UXの維持費について
高級車=保険料が高い、というイメージを持たれがちですが、UXの場合、年齢や等級によっては年間5〜8万円前後に収まることが多いようです。ハイブリッド車であることで自動車税の軽減も期待でき、思っているよりも維持しやすい車種とも言えます。
また、KINTO利用の場合は保険料も月額に含まれているため、支払いの見通しが立てやすいという点も魅力です。
まとめ:数字に惑わされず、自分のUXを楽しもう
リセールバリューだけでレクサスUXを評価するのはもったいない。むしろ、価格が落ちやすいからこそ、中古や新古車で手頃に手に入れ、自分好みにカスタムしながら長く乗る──そんな“育てるカーライフ”を提案したい一台です。
通勤や街乗り、週末のドライブにも最適なサイズと質感を持つUX。数字では測れない満足感を、ぜひ体験してみてください。
【FAQ:よくある質問】
Q1:レクサスUXをKINTOで契約するメリットは?
A:KINTOなら頭金なし・税金込み・メンテナンス費込みで、毎月定額。UXのようにリセールが安定しづらい車でも、残価を気にせず3〜5年単位で乗り換えできます。特に最新モデルを常に乗りたい人におすすめです。
Q2:中古のレクサスUXを購入する場合のデメリットは?
A:中古車は購入時の初期費用が高く、メーカー保証が短い点がネックです。さらにUXハイブリッドは駆動用バッテリー交換が高額になるケースもあり、年式によっては維持コストがかさみます。
Q3:KINTOと中古購入では、どちらがコスパが良い?
A:「短期間(3年以内)」ならKINTOのほうが総額は安めですが、「5年以上乗る」なら中古購入の方が経済的。ただし、KINTOは税金・車検・保険がすべて込みなので、手間や管理コストを含めて考えると差は小さくなります。
Q4:KINTOと中古購入のコスト比較表は?
A:以下の表は、UX250h “version C”を例にした試算です(2025年時点の価格帯を基準に算出)。
| 項目 | KINTO(5年契約) | 中古購入(5年保有) |
|---|---|---|
| 契約・購入価格 | 約540万円(定額) | 約420万円(2022年式) |
| 頭金 | 0円 | 約40万円 |
| 月額費用 | 約90,000円(税金・保険込み) | 約60,000円(ローン+維持費) |
| 車検・メンテナンス | 含まれる | 約15万円/5年で |
| 自動車税・保険 | 含まれる | 約35万円/5年で |
| 5年後の残価(売却) | なし | 約150万円 |
| 実質総額(5年) | 約540万円 | 約420万円 |
| おすすめ度 | 手軽さ重視なら◎ | コスパ重視なら◎ |
Q5:KINTOでレクサスUXを選ぶときの注意点は?
A:UXはKINTOの中でも人気が高く、希望グレードやボディカラーによっては納期が数か月かかることがあります。契約期間中の途中解約が難しい点もあるため、「次のモデルにいつ乗り換えたいか」を明確にしておくのがポイントです。
Q6:KINTOと中古のどちらを選ぶべき?
A:次のように考えるのが目安です。
- KINTO向き → 新車・定額・乗り換え重視。税金・車検を考えたくない人。
- 中古購入向き → 長期保有・コスパ重視・カスタムも楽しみたい人。
あなたのライフスタイルに合わせて、「時間を買う」か「資産を持つ」かを基準に選ぶのが正解です。




マコール
車関連企業に勤務しながら、現場で見聞きした“リアルなクルマ事情”を発信しています。
学生時代から会計事務所で経営者と接し、車の節税対策や高級車の選び方を学んだ経験をベースに、数字と実体験の両面から「ムダのないクルマ選び」を提案。
80年代後期のローバーMINIでレースに参加していたほどの車好きで、現在も趣味の延長線上で走行会参加。
カーリースから維持費、DIY整備まで、巷にあふれる情報を“使える形”に整理し、読者の疑問や不安を少しでも軽くすることを目的にこのサイトを立ち上げました。
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