フィアット600eが登場!性能は?

フィアット660eは、コンパクトクロスオーバーでありながら高性能な電気自動車として注目されています。特に、航続距離やサイズ、内装のデザインが魅力的で、都市部での利用に最適なモデルです。これから、660eの詳細な情報を見ていきましょう。
フィアット660eのサイズ
フィアット660eのサイズは、全長4200mm、全幅1780mm、全高1595mmで、コンパクトSUVとして非常に扱いやすい設計です。特に日本の都市環境において、駐車や取り回しが容易であることが評価されています。

フィアット660eの航続距離
660eの航続距離は493kmで、同クラスの電気自動車と比較しても優れた性能を誇ります。この航続距離は、日常の通勤や買い物に十分対応できるため、ユーザーから高い評価を受けています。
フィアット660eの価格
フィアット660eの価格は585万円からスタートし、オプションを含めると700万円近くになることもあります。この価格帯は、同じセグメントの他の電気自動車と比較しても競争力があります。
フィアット660eは2024年9月日本発売
660eは2024年9月から日本市場に投入される予定です。これにより、国内の電気自動車市場に新たな選択肢が加わることになります。

フィアット660eの内装
660eの内装は、現代的で快適なデザインが特徴です。シンプルでありながら機能的なレイアウトが施されており、運転中の快適さを追求しています。
フィアット600eの口コミ
フィアットを選択する人が求めるフィーリングは独特なものがありますが、一般的には良い車だと感じても、「物足りない」と感じるファンは多いようです。
この車に乗って感じたのは、欧州車をBEVにしたら味が薄くなってしまって、欧州車に乗る意味があるのかな?ということでした。
今回の600eは前記のとおり、ハンドル軽々で乗り心地が良く、静粛性も高いため、まったくクセだとかイタリア車らしさ的な部分が自分には感じられませんでした。
フィアットって、ツインエアの2気筒エンジンのドコドコした鼓動とかデュアロジックによる息継ぎのある変速とか、ともすれば弱点になるようなところが個性になる稀有な車です。
ですが、600eに目隠しして乗って、トヨタの新型のBEVと言われても疑わないと思います。
フィアット600にマイルドハイブリッドが追加予定
上記のように、お世辞にもBEVバージョンの評判は良いとは言えず、とうとうハイブリッドが登場するようです。
ジープ・アベンジャーとプラットフォームを共有し、1.2L 3気筒ガソリン・ターボエンジンに、48V電気モーターと、0.9kWh駆動用バッテリーが組み合わされるマイルド・ハイブリッドは、最高出力が100psと135psの仕様も登場予定とか。
フィアット600eとアバルト500eの比較

フィアット600eとアバルト500eを比較すると、600eはクロスオーバーの特性を活かし、より広い室内空間と航続距離を提供しています。一方、アバルト500eはスポーティな走行性能が魅力で、運転の楽しさを重視するユーザーに向いています。
フィアット600eとアバルト500eは、どちらもフィアットグループの電気自動車ですが、いくつかの重要な違いがあります。以下にそれぞれの特徴を比較します。

1. デザインとスタイル
フィアット600e: コンパクトSUVスタイルで、広い室内空間と高い視点を提供します。シンプルで洗練されたデザインが特徴です。

- 100%BEVのコンパクトSUV「600e」
 - アイコニックなイタリアンデザインに快適性、革新性、テクノロジーを融合
 - ラインアップは「ラ プリマ」を設定
運転支援機能: - ボディカラー:
- 新色「サンセット オレンジ」、「スカイ ブルー」、「ホワイト」の3色
 
 - 右ハンドル設定
 
アバルト500e: スポーティなハッチバックデザインで、アバルトのアイデンティティを強調しています。よりアグレッシブな外観とスポーティな要素が多く見られます。
- アバルト初の電気自動車「アバルト500e」
 - コンパクトな車両サイズを維持
 - ラインアップ:ハッチバックとカブリオレ
 - デザインの特徴:
 - 安全装備:
- 衝突被害軽減ブレーキ
 - レーンキーピングアシスト
 - トラフィックサインレコグニション
 - ブラインドスポットモニターをアバルトとして初採用
 
 - 限定車「スコーピオニッシマ」:
- 日本導入を記念
 - 全世界で1,949台発売(うち200台を日本で発売)
 - 専用のサイドデカール、デジタルサーティフィケーション、ウェアラブルキーを特別装備
 
 - ボディカラー:
- 限定車専用色「ポイズンブルー」、「アシッドグリーン」の2色
 
 - 右ハンドル設定
 

2. パフォーマンス
フィアット600e: 日常的な使用に適したバランスの取れた性能を持ち、快適な走行を提供します。航続距離は約493kmで、都市部での使用に最適です。
- パワートレイン:
- 54kWhのバッテリー装備
 - 一充電航続距離(WLTCモード):493km
 - 普通充電および急速充電に対応
 
 
アバルト500e: よりスポーティな走行性能を重視しており、加速やハンドリングに優れています。アバルトのブランドらしいダイナミックな運転体験を提供します。
- パワートレイン:
- モーター出力:114kW
 - トルク:235Nm
 - 42kWhのバッテリー
 - 低中速域においてエキサイティングな走りを実現
 
 
3. 内装と快適性
フィアット600e: 室内は広々としており、快適な乗り心地を提供します。シンプルで機能的なデザインが特徴です。
- インテリア:
- アイボリーカラーを基調
 - 丸形のメータークラスター、2スポークステアリングホイール
 - アイボリーカラーのエコレザーシート
 - フィアットロゴのエンボス、ターコイズブルーのステッチ
 
 - ラゲッジルーム:
- 容量:360L
 - 後部座席を倒した状態で最大1231Lの積載が可能
 
 - 運転支援機能:
- レーンポジションアシスト
 - アクティブランバーサポート
 - ハンズフリーパワーリフトゲート
 - キーレスエントリー(プロキシミティセンサー付)をフィアット・ブランドとして初採用
 
 

アバルト500e: スポーティな内装が施されており、運転の楽しさを重視したデザインです。シートやインテリアの素材もスポーティな印象を与えます。
- サウンドシステム:
- レコードモンツァのエキゾーストノートを再現する「サウンドジェネレーター」を装備
 
 

4. 価格帯
- フィアット600e: 価格は585万円からスタートし、オプションを含めると700万円近くになることもあります。
 - アバルト500e: アバルトブランドのプレミアム感が反映されており、600eよりも高めの価格設定がされていることが一般的です。
 
5. ターゲットユーザー
- フィアット600e: 日常の通勤や家族での使用を重視するユーザーに向いています。コンパクトSUVとしての利便性が高いです。
 - アバルト500e: スポーツカーの楽しさを求めるユーザーに向いており、運転の楽しさを重視する人に適しています。
 

まとめ
フィアット600eは、日常使いに適したコンパクトSUVであり、アバルト500eはスポーティな走行性能を重視したハッチバックです。どちらを選ぶかは、ユーザーのライフスタイルや好みによります。
フィアット600eは、航続距離やサイズ、価格において魅力的な選択肢です。特に日本市場においては、コンパクトSUVとしての利便性が高く、今後の展開に期待が寄せられています。電気自動車の選択肢を広げる600eは、購入を検討する価値があります。
    
  
  
  
  




マコール
車関連企業に勤務しながら、現場で見聞きした“リアルなクルマ事情”を発信しています。
学生時代から会計事務所で経営者と接し、車の節税対策や高級車の選び方を学んだ経験をベースに、数字と実体験の両面から「ムダのないクルマ選び」を提案。
80年代後期のローバーMINIでレースに参加していたほどの車好きで、現在も趣味の延長線上で走行会参加。
カーリースから維持費、DIY整備まで、巷にあふれる情報を“使える形”に整理し、読者の疑問や不安を少しでも軽くすることを目的にこのサイトを立ち上げました。
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