車種別・用途別・予算別の選び方とおすすめタイヤ徹底ガイド
最終更新: 2025年12月17日 | 著者: マコール(車関連企業勤務・MINI走行会参加者)
この記事で分かること
✅ タイヤ選びの5つの基準(静粛性・寿命・グリップ・価格・安全性)
✅ 車種別おすすめタイヤ(軽自動車・セダン・ミニバン・SUV・スポーツカー)
✅ 用途別おすすめタイヤ(街乗り・高速・雨天・サーキット・雪道)
✅ 予算別おすすめタイヤ(3万円以下・5万円・10万円・15万円以上)
✅ メーカー別特徴一覧(国産 vs アジアンタイヤ)
✅ タイヤ交換時期の見極め方
✅ よくある失敗例と対策
はじめに:なぜタイヤ選びで後悔する人が多いのか?
「タイヤなんて、どれも同じでしょ?」
そう思っていませんか?
実は、タイヤ選びを間違えると、こんな後悔が待っています:
❌ 「ロードノイズがうるさくて、高速道路が苦痛…」
❌ 「1年で摩耗して、またタイヤ代が…」
❌ 「雨の日にブレーキが効かず、ヒヤッとした…」
❌ 「安いタイヤを選んだら、燃費が悪化した…」
タイヤは「車が地面と接する唯一のパーツ」であり、安全性・快適性・経済性のすべてに直結します。
この記事では、18年以上の業界経験とMINI走行会での実走ノウハウを持つ筆者が、後悔しないタイヤ選びの全知識を徹底解説します。
第1章:タイヤ選びの5つの基準
タイヤを選ぶとき、以下の5つの基準を理解することが最重要です。
1-1. 静粛性(ロードノイズ)
重要度:★★★★★(特に高速道路を使う人)
静粛性とは?
タイヤが路面と接触するときに発生するノイズの少なさ。
こんな人は要注意:
- 高速道路を週1回以上使う
- 長距離運転が多い
- 家族を乗せることが多い
おすすめタイヤ:
- レグノ GR-X3(ブリヂストン)|国産最高峰の静粛性
- ヨコハマ ADVAN dB|静粛性特化モデル
- ミシュラン Primacy 4+|欧州車に最適
→ 詳細レビュー:レグノGR-X3完全ガイド
1-2. 寿命(耐摩耗性)
重要度:★★★★★(年間走行距離が多い人)
寿命とは?
タイヤがどれだけ長く使えるか(摩耗の進行速度)。
目安:
- 国産プレミアムタイヤ:5万km〜6万km
- 国産スタンダード:4万km〜5万km
- アジアンタイヤ:3万km〜4万km
こんな人は要注意:
- 年間走行距離が2万km以上
- 通勤で毎日車を使う
- 営業車・配達車
おすすめタイヤ:
- ミシュラン Primacy 4+|最後まで高性能が続く
- ブリヂストン ニューノ|低価格+長寿命
- ピレリ パワジー|コスパ◎
→ 詳細レビュー:ピレリ パワジー 寿命検証
1-3. グリップ性能(ドライ・ウェット)
重要度:★★★★★(安全性に直結)
グリップ性能とは?
タイヤが路面をしっかり掴む力。ブレーキング・コーナリング・加速に影響。
ドライグリップ:
乾いた路面でのグリップ力。スポーツ走行で重視。
ウェットグリップ:
濡れた路面でのグリップ力。雨の日の安全性に直結。
こんな人は要注意:
- 雨の日もよく運転する
- 山道・峠道を走る
- スポーツ走行をする
おすすめタイヤ:
- ポテンザ Adrenalin RE004|スポーツ性能◎
- ヨコハマ ADVAN FLEVA|ウェット性能◎
- ダンロップ ディレッツァ DZ102|サーキット向け
→ 詳細比較:ポテンザ vs アドバン フレバ
1-4. 価格(コストパフォーマンス)
重要度:★★★★☆(予算重視の人)
価格の目安(195/65R15サイズ・4本セット・工賃込):
| 価格帯 | 種類 | 例 |
|---|---|---|
| 3万円以下 | アジアンタイヤ | ハンコック、NANKANG、KUMHO |
| 4〜5万円 | 国産スタンダード | ヨコハマ BluEarth、ブリヂストン ニューノ |
| 5〜7万円 | 国産プレミアム | レグノ、ヨコハマ ADVAN dB |
| 7万円以上 | 欧州プレミアム | ミシュラン、ピレリ、コンチネンタル |
おすすめタイヤ:
- コスパ最強:ハンコックタイヤ評判
- 国産で安い:ブリヂストン ニューノ
- プレミアムで最安:ピレリ パワジー
→ 詳細ランキング:【価格別】コスパ最強タイヤランキング2025
1-5. 燃費性能(エコタイヤ)
重要度:★★★☆☆(年間走行距離が多い人)
燃費性能とは?
タイヤの転がり抵抗が小さいほど、燃費が良くなる。
燃費向上の目安:
- エコタイヤ:約5〜10%燃費向上
- 年間1万km走行:約5,000円〜10,000円のガソリン代節約
おすすめタイヤ:
- ヨコハマ BluEarth GT|低燃費性能◎
- ブリヂストン ニューノ|低燃費+長寿命
- ダンロップ エナセーブ|エコタイヤの定番
→ 詳細比較:ダンロップ エナセーブシリーズ比較
第2章:車種別おすすめタイヤ
2-1. 軽自動車(N-BOX、タント、スペーシア等)
タイヤサイズ例: 155/65R14、165/55R15
選び方のポイント:
- ✅ 燃費性能を重視
- ✅ 静粛性も重要(車内が狭いため、ノイズが響きやすい)
- ✅ 価格は抑えたい
おすすめタイヤ TOP3:
- ヨコハマ BluEarth GT AE51
- 価格:3.2万円〜(4本・工賃込)
- 特徴:低燃費+静粛性◎
- おすすめ度:★★★★★
- → 詳細レビュー
- ブリヂストン レグノ GR-LEGGERA
- 価格:4.5万円〜(4本・工賃込)
- 特徴:軽自動車専用設計、静粛性最高峰
- おすすめ度:★★★★☆
- → 詳細レビュー
- ハンコック Kinergy Eco2
- 価格:2.5万円〜(4本・工賃込)
- 特徴:コスパ最強
- おすすめ度:★★★★☆
- → 詳細レビュー
2-2. コンパクトカー(ヤリス、フィット、ノート等)
タイヤサイズ例: 185/65R15、195/65R15
選び方のポイント:
- ✅ 燃費性能重視
- ✅ 街乗り+高速をバランス良く
おすすめタイヤ TOP3:
- ミシュラン Primacy 4+
- 価格:4.6万円〜(4本・工賃込)
- 特徴:長寿命+ウェット性能◎
- おすすめ度:★★★★★
- → 詳細レビュー
- ヨコハマ BluEarth GT
- 価格:4.0万円〜(4本・工賃込)
- 特徴:国産の安心感+コスパ◎
- おすすめ度:★★★★☆
- ブリヂストン ニューノ
- 価格:3.8万円〜(4本・工賃込)
- 特徴:低価格+長寿命
- おすすめ度:★★★★☆
- → 詳細レビュー
2-3. セダン(プリウス、カローラ、カムリ等)
タイヤサイズ例: 195/65R15、205/55R16
選び方のポイント:
- ✅ 静粛性重視(長距離運転が多い)
- ✅ 快適性も重要
おすすめタイヤ TOP3:
- ブリヂストン レグノ GR-X3
- 価格:6.5万円〜(4本・工賃込)
- 特徴:国産最高峰の静粛性
- おすすめ度:★★★★★
- → 詳細レビュー
- ダンロップ VEURO VE304
- 価格:5.8万円〜(4本・工賃込)
- 特徴:静粛性+快適性◎
- おすすめ度:★★★★☆
- → 詳細レビュー
- ミシュラン Primacy 4+
- 価格:5.6万円〜(4本・工賃込)
- 特徴:バランス型、長寿命
- おすすめ度:★★★★☆
2-4. ミニバン(ノア、セレナ、ヴォクシー等)
タイヤサイズ例: 195/65R15、205/60R16
選び方のポイント:
- ✅ ふらつき防止(ミニバン専用設計)
- ✅ 静粛性重視(家族を乗せる)
- ✅ 耐摩耗性も重要(車重が重い)
おすすめタイヤ TOP3:
- ヨコハマ BluEarth-RV RV03
- 価格:5.2万円〜(4本・工賃込)
- 特徴:ミニバン専用設計、ふらつき防止◎
- おすすめ度:★★★★★
- トーヨー TRANPATH mp7
- 価格:4.8万円〜(4本・工賃込)
- 特徴:ミニバン向け、偏摩耗抑制
- おすすめ度:★★★★☆
- → 詳細レビュー
- ピレリ パワジー
- 価格:4.4万円〜(4本・工賃込)
- 特徴:コスパ◎、ミニバン対応
- おすすめ度:★★★★☆
- → 詳細レビュー
2-5. SUV(ハリアー、RAV4、CX-5等)
タイヤサイズ例: 225/65R17、235/55R18
選び方のポイント:
- ✅ 高速安定性重視
- ✅ オフロード性能も考慮
- ✅ 静粛性も重要
おすすめタイヤ TOP3:
- ミシュラン PILOT SPORT 4 SUV
- 価格:9.0万円〜(4本・工賃込)
- 特徴:高速安定性◎、スポーツ性能◎
- おすすめ度:★★★★★
- ヨコハマ GEOLANDAR
- 価格:7.2万円〜(4本・工賃込)
- 特徴:オフロード対応、静粛性◎
- おすすめ度:★★★★☆
- ピレリ SCORPION
- 価格:9.0万円〜(4本・工賃込)
- 特徴:SUV専用設計、オン/オフ両対応
- おすすめ度:★★★★☆
2-6. スポーツカー(86、BRZ、ロードスター等)
タイヤサイズ例: 215/45R17、225/45R18
選び方のポイント:
- ✅ グリップ性能最優先
- ✅ コーナリング性能重視
- ✅ サーキット走行も視野に
おすすめタイヤ TOP3:
- ブリヂストン POTENZA Adrenalin RE004
- 価格:8.2万円〜(4本・工賃込)
- 特徴:スポーツ性能最高峰
- おすすめ度:★★★★★
- → 詳細レビュー
- ヨコハマ ADVAN FLEVA V701
- 価格:7.8万円〜(4本・工賃込)
- 特徴:ウェット性能◎、コスパ◎
- おすすめ度:★★★★☆
- ダンロップ ディレッツァ DZ102
- 価格:8.0万円〜(4本・工賃込)
- 特徴:サーキット向け、グリップ◎
- おすすめ度:★★★★☆
- → 詳細レビュー
第3章:用途別おすすめタイヤ
3-1. 街乗りメイン(通勤・買い物)
重視するポイント:
- 燃費性能◎
- 静粛性○
- コスパ◎
おすすめタイヤ:
- ヨコハマ BluEarth GT
- ブリヂストン ニューノ
- ハンコック Kinergy Eco2
3-2. 高速道路メイン(長距離運転)
重視するポイント:
- 静粛性◎
- 高速安定性◎
- 長寿命◎
おすすめタイヤ:
- レグノ GR-X3
- ミシュラン Primacy 4+
- ダンロップ VEURO VE304
3-3. 雨天走行が多い
重視するポイント:
- ウェットグリップ◎
- 排水性能◎
- 安全性◎
おすすめタイヤ:
- ミシュラン Primacy 4+
- ヨコハマ ADVAN FLEVA
- ピレリ パワジー
3-4. サーキット・峠道
重視するポイント:
- グリップ性能◎
- コーナリング性能◎
- 耐久性○
おすすめタイヤ:
- ポテンザ Adrenalin RE004
- ダンロップ ディレッツァ DZ102
- ヨコハマ ADVAN FLEVA
3-5. 雪道・冬季(スタッドレス)
重視するポイント:
- 氷上性能◎
- 雪上性能◎
- 寿命○
おすすめタイヤ:
- ミシュラン X-ICE SNOW
- ヨコハマ iceGUARD 8
- ブリヂストン BLIZZAK VRX3
→ 詳細ランキング:【2025年最新】スタッドレスタイヤおすすめランキング
第4章:予算別おすすめタイヤ
4-1. 予算3万円以下(195/65R15・4本・工賃込)
こんな人におすすめ:
- とにかく安く済ませたい
- 年間走行距離が少ない(1万km以下)
- 街乗りメイン
おすすめタイヤ:
- KUMHO ECOWING ES31
- 価格:2.8万円〜
- 特徴:コスパ最強、低燃費
- → 詳細レビュー
- NANKANG AS-2
- 価格:2.5万円〜
- 特徴:アジアンタイヤの定番
- → 詳細レビュー
- ハンコック Kinergy Eco2
- 価格:3.0万円〜
- 特徴:国内シェアNO.1のアジアンタイヤ
- → 詳細レビュー
4-2. 予算5万円前後
こんな人におすすめ:
- コスパ重視だが、品質も譲れない
- 年間走行距離1〜2万km
- 高速道路も使う
おすすめタイヤ:
- ピレリ パワジー
- 価格:4.4万円〜
- 特徴:欧州ブランドでこの価格、コスパ◎
- → 詳細レビュー
- ヨコハマ BluEarth GT
- 価格:4.0万円〜
- 特徴:国産の安心感+低燃費
- → 詳細レビュー
- ミシュラン Primacy 4+
- 価格:4.6万円〜
- 特徴:長寿命+ウェット性能◎
- → 詳細レビュー
4-3. 予算10万円前後
こんな人におすすめ:
- 品質重視、長く使いたい
- 年間走行距離2万km以上
- 高速道路を頻繁に使う
おすすめタイヤ:
- レグノ GR-X3
- 価格:9.5万円〜(18インチ)
- 特徴:国産最高峰の静粛性
- → 詳細レビュー
- ミシュラン PILOT SPORT 4
- 価格:9.0万円〜(18インチ)
- 特徴:スポーツ性能+快適性
- → 詳細レビュー
- ダンロップ SPORT MAXX LUX
- 価格:8.5万円〜(18インチ)
- 特徴:プレミアムコンフォート
- → 詳細レビュー
第5章:メーカー別特徴一覧
5-1. 国産タイヤメーカー
ブリヂストン(BRIDGESTONE)
特徴:
- 国内シェアNO.1
- 技術力◎、品質◎
- 価格は高め
代表的なシリーズ:
- レグノ:静粛性最高峰
- ポテンザ:スポーツタイヤ
- ニューノ:エコタイヤ
ヨコハマ(YOKOHAMA)
特徴:
- コスパ◎
- バランスが良い
- 国産の安心感
代表的なシリーズ:
- BluEarth:低燃費タイヤ
- ADVAN:スポーツタイヤ
- GEOLANDAR:SUV向け
ダンロップ(DUNLOP)
特徴:
- モータースポーツで実績
- 技術力◎
- 価格はやや高め
代表的なシリーズ:
- VEURO:快適性重視
- ディレッツァ:サーキット向け
- エナセーブ:エコタイヤ
5-2. 欧州タイヤメーカー
ミシュラン(MICHELIN)
特徴:
- 世界シェアNO.1
- 長寿命◎、技術力◎
- 価格は高め
代表的なシリーズ:
- Primacy:快適性重視
- PILOT SPORT:スポーツタイヤ
- CrossClimate:オールシーズン
ピレリ(PIRELLI)
特徴:
- イタリアの老舗ブランド
- スポーツ性能◎
- コスパ◎
代表的なシリーズ:
- P ZERO:F1採用、最高峰
- パワジー:コスパ◎
- CINTURATO:バランス型
5-3. アジアンタイヤメーカー
ハンコック(HANKOOK)
特徴:
- 韓国NO.1ブランド
- コスパ最強
- 品質も向上中
代表的なシリーズ:
- Kinergy Eco2:低燃費タイヤ
- Ventus:スポーツタイヤ
NANKANG(ナンカン)
特徴:
- 台湾のブランド
- 低価格◎
- サーキット向けもあり
代表的なシリーズ:
- AS-2:コスパ◎
- CR-S:サーキット向け
第6章:タイヤ交換時期の見極め方
6-1. スリップサインの確認
法律上の交換必須ライン:残溝1.6mm以下
タイヤの溝の中に盛り上がった部分(スリップサイン)があり、これが表面に現れたら車検不合格・使用違反です。
6-2. 推奨交換時期
| 状態 | 推奨 | 理由 |
|---|---|---|
| 残溝4mm以下 | 早めの交換 | 雨天時のブレーキ性能低下 |
| 製造から5年以上 | 交換検討 | ゴムの劣化が進行 |
| 走行距離4万km以上 | 点検 | 摩耗が進んでいる可能性 |
| ひび割れ発見 | 即交換 | バースト(破裂)のリスク |
第7章:よくある失敗例と対策
失敗例1:「価格だけで選んだら、1年で摩耗した」
対策:
価格だけでなく、「寿命(耐摩耗性)」も確認する。年間走行距離が多い人は、長寿命タイヤを選ぶと結果的に安上がり。
失敗例2:「静粛性を無視したら、高速道路が苦痛に」
対策:
高速道路を週1回以上使う人は、静粛性重視タイヤ(レグノ、VEURO、Primacy 4+等)を選ぶ。ロードノイズは長距離運転の疲労に直結します。
失敗例3:「アジアンタイヤを選んで後悔」
対策:
アジアンタイヤは価格が魅力的ですが、用途を見極めることが重要。
アジアンタイヤが向いている人:
- 年間走行距離が少ない(1万km以下)
- 街乗りメイン、高速道路はほとんど使わない
- とにかく安く済ませたい
アジアンタイヤが向いていない人:
- 高速道路を頻繁に使う
- 雨天走行が多い
- 家族を乗せることが多い
→ 詳細レビュー:ハンコックタイヤ評判
失敗例4:「雨の日にブレーキが効かず、ヒヤッとした」
対策:
ウェットグリップ性能を必ず確認する。特に梅雨時期や雨天走行が多い地域では、ウェット性能が高いタイヤを選ぶ。
ウェット性能が高いタイヤ:
- ミシュラン Primacy 4+
- ヨコハマ ADVAN FLEVA
- ピレリ パワジー
失敗例5:「安いタイヤを選んだら、燃費が悪化した」
対策:
転がり抵抗が大きいタイヤは、燃費が悪化します。年間走行距離が多い人は、**低燃費タイヤ(エコタイヤ)**を選ぶと、タイヤ代の差額をガソリン代で回収できます。
低燃費タイヤ:
- ヨコハマ BluEarth GT
- ブリヂストン ニューノ
- ダンロップ エナセーブ
第8章:タイヤをお得に買う方法
8-1. コストコのタイヤキャンペーンを活用
最大15,900円相当の特典(値引き+プリペイドカード)
コストコでは年に数回、タイヤキャンペーンを開催しており、工賃込みで他店より最大2万円安く購入できます。
→ 最新情報:【2025年最終】コストコタイヤキャンペーン完全ガイド
8-2. オンライン通販を活用
Amazonや楽天で購入し、取付店に持ち込む方法もありますが、注意点があります:
メリット:
- タイヤ本体価格が安い
- 自宅に配送される
デメリット:
- 持ち込み工賃が高い(1本2,000円〜)
- 取付を断られることもある
- アフターサービスが受けられない
結論:
トータルコストで考えると、コストコや大手タイヤ専門店で購入した方が安い場合が多い。
8-3. キャンペーン時期を狙う
タイヤが安くなる時期:
| 時期 | 理由 |
|---|---|
| 3〜4月 | 春のタイヤ交換シーズン、在庫処分 |
| 9〜11月 | スタッドレス需要前の夏タイヤセール |
| 12月 | 年末セール |
第9章:タイヤ交換後のメンテナンス
9-1. タイヤローテーション
推奨頻度: 5,000km走行ごと、または6ヶ月ごと
目的: タイヤの偏摩耗を防ぎ、寿命を延ばす
費用:
- コストコ:永久無料
- オートバックス:2,200円/回
- ディーラー:3,300円/回
9-2. 空気圧点検
推奨頻度: 月1回、または長距離走行前
目的: 燃費向上、安全性確保、タイヤ寿命延長
適正空気圧の確認方法:
- 運転席ドア内側のシールに記載
- 車検証に記載
9-3. パンク修理
コストコで購入したタイヤなら永久無料
他店の場合:2,000円〜3,000円/回
第10章:よくある質問(FAQ)
Q1. 「前後でタイヤサイズが違う場合、どうすればいい?」
A. 前後でサイズが異なる車(スポーツカー等)の場合、前後それぞれのサイズで購入する必要があります。
Q2. 「タイヤは4本同時交換が必須?」
A. 安全性を考えると、4本同時交換が鉄則です。
理由:
- 4輪すべてのグリップが均等でないと車両姿勢が不安定
- 1本だけ新品にすると他の3本との差が大きい
- 残り3本も近いうちに交換時期を迎える
Q3. 「オールシーズンタイヤってどうなの?」
A. 軽微な降雪地域なら選択肢としてアリですが、深雪には対応できません。
向いている人:
- 年に数回しか雪が降らない地域
- スタッドレス保管スペースがない
- タイヤ交換の手間を省きたい
向いていない人:
- 豪雪地域
- 冬季は毎日雪道を走る
→ 詳細ガイド:コストコで選ぶオールシーズンタイヤ完全ガイド
Q4. 「タイヤの製造年月日はどこで確認できる?」
A. タイヤ側面に4桁の数字があります。
例: 「3524」→ 2024年の第35週(8月下旬)製造
古いタイヤは避けるべき?
製造から2年以内が理想ですが、3年以内なら問題ありません。
Q5. 「タイヤ交換の工賃はどれくらい?」
A. 店舗によって異なります。
| 店舗 | 工賃(4本) |
|---|---|
| コストコ | 3,080円 |
| オートバックス | 8,800円 |
| イエローハット | 8,800円 |
| ディーラー | 12,000円 |
第11章:まとめ|後悔しないタイヤ選びの3ステップ
ステップ1:自分の用途を明確にする
✅ 街乗りメイン? 高速道路メイン?
✅ 雨天走行が多い?
✅ スポーツ走行をする?
✅ 年間走行距離は?
ステップ2:予算を決める
✅ 3万円以下(コスパ重視)
✅ 5万円前後(バランス型)
✅ 10万円以上(品質重視)
ステップ3:候補を3つに絞る
この記事の「車種別おすすめタイヤ」「用途別おすすめタイヤ」「予算別おすすめタイヤ」から、候補を3つピックアップし、最終決定します。
次のステップ:お得に購入する
タイヤ選びが決まったら、次は「どこで買うか?」が重要です。
最もお得な購入方法
コストコのタイヤキャンペーンを活用すれば、最大15,900円相当の特典が受けられます。
→ 最新キャンペーン情報:【2025年最終】コストコタイヤキャンペーン完全ガイド
価格別ランキングで最終確認
**「本当にこのタイヤで大丈夫?」**と思ったら、同価格帯の他ブランドと比較してみてください。
→ 詳細ランキング:【価格別】コスパ最強タイヤランキング2025
タイヤ購入のついでに車全体を見直す
タイヤ購入は、車の維持費全体を見直す絶好のチャンスです。
例えば:
- 自動車保険を見直せば、年間3万円節約
- 車の下取りを見直せば、10万円以上得する可能性
- 支払い方法を見直せば、金利で数十万円の差
→ 詳細ガイド:【2025年版】車を買うとき損しない完全ガイド
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📝 著者プロフィール
マコール
車関連企業勤務18年以上。学生時代から会計事務所で経営者と接し、車の節税対策や高級車の選び方を学ぶ。80年代後期のローバーMINIでレース参加経験あり。現在も走行会に参加中。タイヤは年間20本以上テスト。
運営サイト: OZZ MOTMOR LAB
実績: 月間13,000PV以上
最終更新: 2025年12月17日
次回更新予定: 2026年1月(最新タイヤ情報追加)
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マコール
車関連企業に勤務しながら、現場で見聞きした“リアルなクルマ事情”を発信しています。
学生時代から会計事務所で経営者と接し、車の節税対策や高級車の選び方を学んだ経験をベースに、数字と実体験の両面から「ムダのないクルマ選び」を提案。
80年代後期のローバーMINIでレースに参加していたほどの車好きで、現在も趣味の延長線上で走行会参加。
カーリースから維持費、DIY整備まで、巷にあふれる情報を“使える形”に整理し、読者の疑問や不安を少しでも軽くすることを目的にこのサイトを立ち上げました。
「どこよりも現実的で、ちょっとマニアック」——そんな視点でクルマと向き合っています。