スポンサーリンク

KINTOと残クレの違いを徹底比較!7つの視点から見る最適な選び方とおすすめ理由

プレミアムカー
記事内に広告(アマゾンアソシエイトを含む)が含まれています。

車を持ちたい、あるいは新しい車に乗り換えたいと考えたとき、「KINTO(キント)」と「残クレ(残価設定型クレジット)」の2つが候補に上がる方は多いでしょう。筆者自身も最初に戸惑ったのが、「この2つ、何がどう違うの?」ということでした。

月額の支払いは?任意保険は入っている?途中解約できるの?将来的に自分の車になるの?──こうした疑問を持ってこの記事に辿り着いた方のために、今回は【KINTOと残クレの違い】を徹底的に比較しながら、どんな人にどちらが合っているのかを明らかにしていきます。

この記事では、実際の使用者の声や条件比較、筆者自身の検討経験を交えながら、結論として”KINTOがなぜおすすめなのか”をじっくり解説していきます。読み終えた頃には、自分にピッタリの選択が見えてくるはずです。


スポンサーリンク

KINTOと残クレの基本的な違いとは?

まず最初に抑えておきたいのは、KINTOと残クレはそもそもの性質が大きく異なります。

  • KINTOはトヨタが提供するクルマのサブスクリプションサービスです。月額料金に、車両代、税金、任意保険、メンテナンス費用がすべて含まれており、契約年数(3年・5年・7年)に応じて新車を選び、期間終了後に返却する仕組みです。
  • 一方で残クレは、購入したい車の「将来の価値(残価)」をあらかじめ設定して、残りの金額をローンで支払っていく方式。期間終了時には車を返却するか、残価を支払って買い取るかを選べます。

つまり、KINTOは“車を借りる”感覚、残クレは“最初は借りるが、いずれ所有する可能性もある”という仕組みです。


KINTO vs 残クレ:7つの視点で徹底比較

1. 月額費用の中身が違う

KINTOの月額費用には、自動車税、重量税、自賠責保険、任意保険、定期点検・車検、オイル交換などの基本的な維持費がすべて含まれています。これにより、月ごとの出費が一定になり、急な支出が発生する心配がありません。

残クレの場合は、月額支払額はKINTOより一見安く見えますが、実際には任意保険や点検、税金などはすべて別。つまり「自分で手配・支払いする必要がある」ため、手間もコストも見えにくいという難点があります。

2. 任意保険の違い

KINTOでは任意保険が標準装備です。しかも全年齢対象で、事故対応もトヨタが一括管理。保険料の変動に悩まされることもありません。

一方、残クレは保険の加入先を自分で探す必要があり、年齢・等級・車種によって保険料は大きく上下します。特に20代の若年層はKINTOの方がトータルで割安になるケースが多く見られます。

3. 契約期間と途中解約の柔軟性

KINTOは契約期間を3年・5年・7年から選択でき、途中解約も一定の条件を満たせば可能です。ライフスタイルの変化(転勤、結婚、出産など)に柔軟に対応できるのが魅力です。

残クレは契約期間中の途中解約が難しく、途中で解約する場合は残債の一括精算が必要になることもあります。

4. 契約終了後の選択肢

KINTOは契約終了後、車を返却するのが基本です。車を所有することはできませんが、その分、常に新車を乗り継ぐことができます。

残クレは、契約満了時に「返却」「残価支払いで買い取り」「再ローン」の選択ができます。車を資産として持ちたい、という人には残クレの方が魅力的に感じられるでしょう。

5. 故障や事故時の対応

KINTOは保険付きのため、事故時の修理費用や代車手配などもトヨタが対応。ユーザーが直接交渉する必要はありません。

残クレでは、事故修理や保険対応はすべて自己責任。さらに事故歴が残ると、満了時の査定に影響が出て残価精算のリスクも高まります。

6. カスタムの自由度

KINTOは基本的にカスタム不可です。返却時は納車時と同じ状態で戻す必要があります。車にこだわりがある人には物足りなく感じることも。

残クレは、自分の所有前提であればある程度のカスタムは可能。ただし、返却時に査定減額されることもあるため注意が必要です。

ランクル300

7. 審査と申し込みの手間

KINTOはすべてWEBで完結。必要書類も少なく、審査もスピーディーです。

残クレはディーラーを介して契約するため、手続きや説明が煩雑になりがちです。また金利や契約条件も店舗によって差が出ることがあります。


実際にあった残クレ契約でのトラブル:アルファードの場合

実際に「アルファードを残クレ」で契約したユーザーの中には、契約時に説明されなかった点や、契約満了時に発生したトラブルに悩まされたという声もあります。

あるユーザーは、アルファードの残クレを5年契約で組んでおり、当初は「満了後は車を返却すればOK」と思っていました。しかし実際には、日常使用による軽微な擦り傷や内装の使用感が査定でマイナス評価となり、追加で数十万円の請求が発生。

また、社外アルミホイールやナビへの交換も「改造扱い」とされ、減額対象になったというケースもあります。

さらに、事故歴がある場合は残価保証が効かないため、満了時に一括で差額請求を受ける可能性もあります。結果的に「購入した方が安かった」という感想を持つ人も少なくありません。

残クレは契約時点での取り決めがすべてを左右するため、「細かい規約を読み込む」「査定基準を確認する」ことが非常に重要です。


KINTOはどんな人におすすめ?

上記の比較を踏まえると、以下のような方にはKINTOがおすすめです。

  • 車の維持費や手間を極力減らしたい人
  • 初めての車購入で何が必要かわからない人
  • 年齢的に任意保険が高くついてしまう人(特に20〜30代)
  • 転勤やライフスタイルの変化が多い人
  • 常に新しい車に乗りたい人

逆に、

  • 車を資産として保有したい人
  • 長期間乗る前提でローンを組みたい人
  • 自由にカスタムしたい人 には残クレの方が向いているケースもあります。

実際にKINTOを使って感じたこと(体験談)

筆者自身、KINTOを選んだのは「保険の手配が面倒だったから」というのが最大の理由でした。20代で任意保険が非常に高額だったため、それが月額コミコミになっているKINTOのコストパフォーマンスは非常に魅力的でした。

また、ある日軽い事故を起こした際も、KINTOの事故サポートセンターに連絡を入れるだけで、レッカー・修理・保険処理までトヨタが一括して対応してくれました。普通なら事故処理のたびに何度も連絡や交渉が必要になりますが、KINTOではそれが一切不要。これには本当に助けられました。


まとめ:KINTOと残クレの違いを正しく理解し、自分に合った選択を

KINTOと残クレは、いずれも魅力的な選択肢ですが、それぞれの仕組みと特性を理解することで、あなたにとって最適な選択が見えてきます。

維持費・手間・保険・事故対応といったトータルの安心感では、KINTOが圧倒的に優位です。

車はただの移動手段ではなく、安心や自由を得るためのツール。だからこそ、単純な金額の安さではなく、「自分の生活スタイルに合うかどうか」で選んでください。

筆者の結論としては──

“車に時間もお金も取られたくない” という人には、KINTOはベストな選択肢になるでしょう。

マコール

サイト運営者
マコール

車関連企業に勤務
80年代後期のローバーMINIで走行会に参加
問い合わせの多いジャンルを記事にしています

マコールをフォローする
タイトルとURLをコピーしました