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ガソリン給油並みの充電時間!次世代バッテリー搭載 BYD『漢L』『唐L』速報

BYD 漢 プレミアムカー
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「電気自動車(EV)って、便利そうだけど実際どうなの?」——高額な価格、充電の手間、寒冷地での不調など、EVに対する“なんとなくの不安”を抱く人は少なくありません。しかし、その空気が今、大きく変わりつつあります。きっかけは、中国の大手メーカーBYDが発表した新型PHEV「海豹06 DM-i」。ベースグレードなら214万円という破格なプライスと、ガソリン併用で2000㌔以上の航続距離を実現、従来のリチウムイオン電池に代わり、ナトリウムイオン電池を活用するという大胆なアプローチが、EVの常識を根底から変える可能性を秘めています。
また、5分間の充電で約400kmの走行距離を実現した最新の技術を搭載したBYD最新モデル「漢(Han)L」(セダン)、「唐(Tang)L」(SUV)の登場により、EVがより一層身近に感じられるきっかけになるのではと予想されます。


「電気自動車=不安」は、もう古い?

ガソリン価格の高騰、エコ志向の高まりでEVへの関心は高まっているものの、「冬にバッテリーがすぐ減る」「価格が高すぎる」「充電に時間がかかる」といった声も多いのが現実。

そんな中、EVの常識を覆すようなニュースが飛び込んできました。中国BYDが発表した「海豹06 DM-i」というセダンが、新しい時代の到来を告げようとしています。


BYDの「海豹06 DM-i」に搭載された革新技術とは?

2025年の本格販売に向けて中国で公開されたBYDの新型セダン「海豹06 DM-i」は、一見すると普通のプラグインハイブリッド(PHEV)。ですが、最も注目すべきはその心臓部——ナトリウムイオン電池を世界で初めて量産車に搭載したという点です。

ナトリウムとは、食塩にも含まれる身近な元素。それをバッテリーに応用することで、コストを大きく下げると同時に、寒さにも強いEVが実現しました。


【なぜすごい?】ナトリウム×リチウムのハイブリッド電池の強み

この新型車は、リチウムイオン電池とナトリウムイオン電池を“いいとこ取り”で併用しています。

  • リチウム:高出力・高エネルギー密度。価格は高い。
  • ナトリウム:コストが安く、寒冷地でも安定稼働。

BYDの車はこの2種類を使い分け、たとえば冬の朝にはナトリウム電池で起動し、高速走行ではリチウム電池を使用。まさに「頭のいいバッテリー制御」が搭載されているのです。


【実用性の進化】ガソリン並みの航続距離&コスパ

「海豹06 DM-i」の驚きのポイントは、1回の満充電+満タンで2,000km以上の走行を目指すという航続性能。これは東京から鹿児島を往復してもまだ余裕があるレベル。

価格もお手頃で、中国での販売価格は約170万円〜。このクラスのEVでこの価格は破格です。EVが「贅沢品」だった時代は確実に終わりを迎えつつあります。


【日本のEVはどうなる?】BYD・テスラ・日本メーカーの現状比較

メーカー特徴課題
BYD(中国)低価格・技術革新・世界No.1販売台数日本ではまだ知名度が低い
テスラ(米)高性能・独自バッテリー価格が年々上昇傾向
トヨタ/ホンダ(日)技術力は高い・固体電池の開発中市販化はまだ先、価格と航続距離が課題

中国メーカーが価格と実用性で攻勢をかける中、日本勢は技術力を武器に反撃できるかが焦点です。


【未来展望】この一歩がEVの常識を変える

ナトリウムイオン電池の実用化は、これまでの「資源依存」「高コスト」「充電の不安定さ」といったEVの壁を打ち破る可能性を秘めています。

BYDはその第一歩を踏み出しました。今後、他メーカーがこれに追随すれば、EVはより身近な存在に。2030年には「EVが当たり前」の社会が現実になるかもしれません。

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【最新モデル速報】ガソリン給油と同等の充電時間!? BYD「漢L」「唐L」が示す“次世代EV”の進化

漢(Han)L
唐(Tang)L

BYDは、新たに発表した高級セダン「漢(Han)L」とSUV「唐(Tang)L」において、これまでの常識を覆すEVバッテリー技術を全面採用。中でも注目すべきは、進化型リン酸鉄リチウムイオン電池(LFP)を採用した新型ブレードバッテリーの搭載です。

このバッテリーは従来のLFP電池と比較して以下の点で飛躍的に進化:

  • 内部抵抗が約35%低減 ⇒ 急速充電時の発熱が大幅に減少
  • 高電圧化(3.8V対応) ⇒ エネルギー密度アップ、航続距離も長く
  • 耐久性と安全性の両立 ⇒ 10年使用でも劣化が少ない特性

▶ 充電はわずか5分で約400km走行可能!?

新世代のEVプラットフォーム「eプラットフォーム3.0 Evo」との組み合わせにより、ガソリン給油並みのスピードで充電が完了。最大600kWの超急速充電に対応し、たった10分で最大475km分の電力をチャージ可能です。
しかも最新モデルなら、車両側の超高電圧システムと超高出力の急速充電器により、スーパー e-プラットフォーム採用モデルなら、5分間の充電で約400kmの走行距離に達するといった従来の常識を覆すパフォーマンスです。

この数字は、従来のEVユーザーが最も不安に感じていた「充電に時間がかかる」という課題に真正面から応えたものです。

▶ 「ブレードバッテリー」とは?

このブレード型バッテリーは、一般的な箱型セルではなく、細長い板状セルを直に並べて構成される構造。スペース効率が高く、発熱リスクが低いのが最大の特徴です。

さらに、LFP系でありながら高出力にも耐え、バッテリーパックとしてのエネルギー密度を30%以上向上

BYDではすでにこのバッテリーの全固体電池との統合技術も研究中であり、今後のモデルではさらなる高性能化が期待されています。


「漢L」「唐L」スペック&価格一覧(2025年中国市場向け)

モデル車種駆動方式航続距離0-100km/h加速バッテリー中国価格(元)日本円換算(目安)
漢L高級セダンRWD / AWD最大800km約4.5秒(AWD)新型ブレードバッテリー約26万〜38万元約540万〜790万円
唐L高級SUVRWD / AWD最大850km約4.2秒(AWD)同上約28万〜40万元約580万〜830万円

※ 為替レート:1元=20.8円(2025年6月時点)


これらのモデルは、単なる「EVの選択肢」ではなく、未来のモビリティが目指すべき到達点を体現する存在です。

高性能・高効率・高安全性、さらに“充電ストレスゼロ”。これまでEVに懐疑的だった人にこそ見てほしい、EVの「次の形」がここにあります。


【まとめ】EVは「選ばれる時代」へ

「高い・寒さに弱い・充電が面倒」そんなEVのイメージが崩れつつあります。今回のBYDの取り組みは、EVが特別な存在から“当たり前の選択肢”へと変わっていく兆し。

EVの未来は、想像よりもずっと近くに来ているのかもしれません。


🔍【関連】「ナトリウムイオン電池って何?」初心者向け解説コラム

ナトリウムイオン電池って聞いたことはあるけど、リチウムとの違いって?安全性は? そんな疑問を持つあなたのために、わかりやすくまとめました。

  • ナトリウム=塩の仲間で地球に豊富
  • リチウムより安く作れて、寒さにも強い
  • 今後の主力候補として期待大!

💬【読者の声】「これならEV買ってもいいかも」「ガソリン代より安くなりそう?」

「正直、EVって寒さに弱いって聞いて敬遠してたけど、これならアリかも」

「ガソリン代を考えたら、航続距離2,000kmは夢がある」

「中国メーカーってどうなの?と思ってたけど、技術面ではかなり進んでるんだね」

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電気自動車は今、大きな変革の入口に立っています。次に買う車がEVかもしれない未来——その兆しは、もう始まっています。

マコール

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マコール

車関連企業に勤務
80年代後期のローバーMINIで走行会に参加
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