ピレリ POWERGYの評判が気になる方も多いと思います。
ここでは評判と、特徴について、以前履いていたチンチュラートP5との違いをレビューしていきます。
低燃費タイヤ「POWERGY(パワジー)」は、クロスオーバー、セダン、ミニバンから軽自動車までカバーする豊富なラインナップです。
売りは、高いウェットグリップとブレーキングで、低燃費タイヤで不安視される部分をうまくカバーしているタイヤです。
ピレリPOWERGYの特徴と生産国
ピレリ POWERGYは、イタリアの老舗タイヤメーカーであるピレリが製造・販売するタイヤです。2022年3月に発売された比較的新しいモデルで、高いコスパを実現したモデルとして人気を集めています。
パワジーの特徴・性能・評判
ピレリ POWERGYの特徴は、以下の3つです。
- ウェット性能と燃費性能の両立
- 快適な乗り心地
- リーズナブルな価格
ウェット性能は、欧州のウェット性能試験で最高グレードの「a」を獲得しています。また、燃費性能も、転がり抵抗係数が低い「A」を獲得しています。
乗り心地は、サイドウォールを硬めに設計することで、快適性を実現しており、P5に比べてハンドリングも向上しています。
見た目もショルダーの柔らかいP5は接地面付近の弛みが気になり細かく空気圧チェックを余儀なくされていましたが、パワジーはその点すっきりしていますので最低限のチェックで済みます。
価格は、1本あたり5千円台からと、比較的安価に購入できます。
この価格帯でドライとウエットグリップ性能が高いため、同クラスのタイヤの中でも人気商品となっています。
静粛性能も高く、低燃費性能にも優れているので、我が家も、コストコのピレリフェアを待って購入、取り付けしました。
ピレリタイヤは初めてではなく、以前別の車で、チンチュラートシリーズのP5を履いていたので、想像はできていましたが、良い意味で大きく裏切られました。
「この価格でよくここまで進化したな」というのが初めの感想です。
パワジーの生産国
ピレリ POWERGYは、中国の工場で生産されています。
イメージでは中国製となれば一昔前の中華タイヤのイメージがありますが、コンチネンタルをはじめ、輸入高級車でも新車装着タイヤとして採用されている中国製タイヤも増えてきてますので一部を除いてクオリティが上がっているのが現状です。
パワジーの寿命
公式ホームページによると、ピレリ POWERGYの寿命は、約30,000kmから40,000kmとされています。
私の使用感としては、こればかりは使用中のため、途中経過で言うと、タイヤの摩耗は少ないように感じます。
パワジーはスポーツタイヤのP-ZEROシリーズとエコタイヤのチンチュラートシリーズの間に位置するのですが、P5に近い摩耗のしにくさだと感じています。(P5は5万キロオーバーで交換)
パワジーの価格
サイズや性能によって異なりますが、1本あたり5千円台から2万円台の範囲で販売されています。
ロードノイズ
静粛性に優れています。欧州の騒音試験で、「A」を獲得しています。
以前のピレリP5に比べるとロードノイズは大幅に軽減され、車種にもよると思いますが、ミニバンでの使用で橋の結合部分での突き上げ感は増したように感じます。
取扱店舗
オートバックスなどの大手カー用品チェーンをはじめ、インターネットショッピングでも人気上位に入る売れ行きです。また、コストコでも購入することができます。
静粛性
ピレリ POWERGYの評判は、総じて良好です。
ウェット性能や燃費性能、静粛性など、多くのユーザーから高く評価されています。
ピレリのラインナップの中でもベーシックなエコタイヤですが、静粛性の評判が良いことも人気の秘訣となっています。
ピレリ POWERGYの評判
コスパ重視のユーザーにおすすめのタイヤです。評判も概ね良いのですが、ECOタイヤの範疇で高性能タイヤのパフォーマンスに劣る部分もあります。
ウェット性能や燃費性能、静粛性など、多くの性能をバランスよく備えています。
しかし、POWERGYの価格帯で静粛性、ウェット性能が良く、おまけにエコタイヤという高レベルでのバランスの良さが人気の秘訣となっています。
ピレリ パワジーをミニバンに使用してみた結果
ピレリ POWERGYは、SUVやミニバンなどの車種にも対応しています。
オデッセイハイブリッドに使用した感想ですが、ショルダーの強さからか、ゴムをねじるようなハンドリングは軽減されたのにグリップしている感覚もあり、バランスが良くなっている感じがします。
ピレリ POWERGYの雨天時のグリップ性能は?
雨天時の運転は、視界が悪く、路面が濡れているため、スリップやハイドロプレーニングのリスクが高くなります。
そのため、雨天時のグリップ性能は、タイヤ選びの際に重要なポイントです。
POWERGYのウェット性能はどの位でしょうか?
ウェット性能と口コミ
ピレリ POWERGYは、特殊なコンパウンドを使用しウェット性能を高めています。
またバーチャルシミュレーションを開発に活用しています。
具体的には、トレッドゴムに特殊なゴムコンパウンドを採用することで、雨水を素早く排出し、路面との接地性を向上させています。
また、トレッドパターンに独自の溝を配置することで、排水性をさらに高めています。
ユーザーの声
中国産らしいのですが、品質も悪くなさそうです
みんカラ
転がり抵抗性能 A
ウェットグリップ性能 a
表示に間違いはないかと思います
音も静かで、ウェットグリップも問題はないと思います
価格も安くお勧めです
ピレリ POWERGYは、雨天時のグリップ性能を重視するユーザーにおすすめのタイヤです。
ウェット性能を高める独自の技術を採用しており、雨天時でも安心して運転することができます。
ピレリ POWERGYの燃費性能は?
燃費性能は、タイヤ選びの際に重要なポイントのひとつです。
転がり抵抗係数が低いタイヤは、タイヤと路面の摩擦が少なく、燃費を向上させることができます。
燃費性能
ピレリ POWERGYは、燃費性能を高める技術を採用しています。
低燃費タイヤにありがちなサイドウォールの弱さが気になるようなことはなく、転がり抵抗を低減し、燃費性能を向上させています。
具体的には、トレッドゴムに特殊なゴムコンパウンドを採用することで、転がり抵抗を低減しています。
また、トレッドパターンに独自の溝を配置することで、転がり抵抗をさらに低減しています。
ユーザーの声
購入してから約4,000キロ走行したので、再レビューします。
みんカラ
まず、総じて素晴らしいコスパのタイヤです。
静粛性、雨天時の安定性、乗り心地、高速安定性どれも高次元でバランスをとれており、前車で愛用したパイロットスポーツ4と比較しても、スポーツ性以外は負けてません。
また、一番のおすすめポイントは、路面等の凹凸を上手く吸収していきます。
次もこのタイヤをチョイスすると思います。
ピレリ POWERGYは、燃費性能を重視するユーザーにおすすめのタイヤです。
転がり抵抗を低減する独自の技術を採用しており、燃費を向上させることができます。
ピレリ POWERGYは、欧州の燃費試験で「A」を獲得しています。これは、燃費性能の最高評価です。また、日本自動車タイヤ協会の燃費ラベリング制度においても、全サイズが「低燃費タイヤ」として登録されています。
このことから、ピレリ POWERGYは、燃費性能においても、世界で通用するタイヤであることがわかります。
ピレリ POWERGY(パワジー)の乗り心地、インプレッション
乗り心地は、タイヤ選びの際に重要なポイントのひとつです。
タイヤの硬さによって、乗り心地や静粛性などに影響します。
乗り心地
ピレリ POWERGYは、サイドウォールを硬めに設計することで、安定したハンドリングを実現しています。そのため、乗り心地はやや硬めと感じるユーザーが多いようです。
ただし、硬めと言っても、不快な硬さではありません。
むしろ、安定したハンドリングと、快適な乗り心地のバランスが取れていると言えるでしょう。
ユーザーの声
ピレリ・ドラゴンスポーツが思いの外好印象だったので、その後継モデルのPOWERGYに。
みんカラ
サイドウォールのデザインは至ってシンプル
コンフォート寄りのタイヤで惰性走行の時の転がりが良く静かになった感があります。
前回PIRELLIのP7を履いていましたが、もう5年経過しタイヤの溝の減りやひび割れがあったので今回も同じくPIRELLI!
みんカラ
今回はパワジーにしました!10キロくらい走行しましたが、P7にくらべて、ロードノイズが少し軽減された気がします。
価格も安く満足です!
ピレリ POWERGYの乗り心地は、国産タイヤに比べると、やや硬めです。
安定したハンドリングと快適な乗り心地のバランスが取れていると言えます。
ピレリ POWERGYには、サイドウォールを硬めにすることで、静粛性を向上させる効果もあります。
そのため、乗り心地と静粛性の両方を重視するユーザーにもおすすめのタイヤと言えるでしょう。
ピレリPOWERGYの耐久性、寿命は?
タイヤの耐久性は、タイヤ選びの際に重要なポイントのひとつです。
タイヤの寿命が長いほど、交換の頻度が減り、経済的にもメリットがあります。
ピレリPOWERGYの耐久性と口コミ
ピレリ POWERGYは、耐久性を高める「ハイブリッド・コンパウンド」を採用しています。
この技術により、タイヤの寿命を延ばしています。
具体的には、トレッドゴムに特殊なゴムコンパウンドを採用することで、タイヤの耐摩耗性を向上させています。
また、トレッドパターンに独自の溝を配置することで、耐摩耗性をさらに向上させています。
ユーザーの声
車検後にもらった見積書では、タイヤ残が前後とも5.1㎜だった。なぜか同じ値。
みんカラ
新品の時は確か6㎜ほどで元々浅めだったが、購入後約1万㎞走行してこの数字だったらまだまだ大丈夫そう。
このように、ピレリ POWERGYは、耐久性の高さをユーザーから高く評価されています。
ピレリ POWERGYの公式ホームページによると、ピレリ POWERGYの寿命は、約30,000kmから40,000kmとされています。これは、国産タイヤと比べると、やや長い耐久性と言えるでしょう。
また、ピレリ POWERGYは、欧州の耐久性試験で「A」を獲得しています。これは、耐久性の高評価です。
ピレリPOWERGYの比較
ピレリ POWERGYは、ウェット性能と燃費性能の両立、快適な乗り心地、リーズナブルな価格を特徴とするタイヤです。
他社製タイヤとの比較
ピレリ POWERGYは、ウェット性能を高める独自のトレッドパターンと、燃費性能を高める施策をしています。
サイドウォールを硬めに設計することで、快適な乗り心地と安定したハンドリングを実現しています。
他社製タイヤとの比較
ピレリ POWERGYと他社製タイヤとの比較は、以下の表の通りです。
項目 | ピレリ POWERGY | ファルケンAZENIS FK510 |
---|---|---|
ウェット性能 | 高 | 中 |
燃費性能 | 高 | 中 |
乗り心地 | 硬め | 柔らかめ |
耐久性 | 良好 | 良好 |
価格 | 安い | やや高い |
まとめ
ピレリ POWERGYは、ウェット性能と燃費性能を両立させた、コスパに優れたタイヤです。
乗り心地は、国産タイヤに比べるとやや硬めですが、安定したハンドリングと耐久性も良好です。
他社製タイヤと比較すると、ウェット性能と燃費性能は、他社製タイヤと遜色ありません。
乗り心地は、国産タイヤに比べるとやや硬めですが、安定したハンドリングを重視するユーザーには、適していると言えるでしょう。
また、価格は、他社製タイヤと比べて安価です。
まとめ ピレリ POWERGYの購入で失敗しないための3つのポイント
ピレリ POWERGYは、高い評価を受けているタイヤですが、購入する際には、いくつか注意点があります。
購入時の注意点
1. サイズや性能を適切に選ぶ
ピレリ POWERGYは、さまざまなサイズや性能が用意されていますが、特殊なサイズではそれなりに高額になります。
車種に合ったサイズや性能のタイヤを選ぶようにしましょう。
2. 適正空気圧を守る
ピレリ POWERGYは、適正空気圧を守ることで、性能を最大限に発揮することができます。タイヤの側面に記載されている適正空気圧を守るようにしましょう。
3. 定期的な点検・交換を実施する
タイヤは、定期的に点検・交換が必要です。タイヤの溝の深さや、ひび割れなどの異常がないか確認するようにしましょう。
ユーザーの声
購入してから約4,000キロ走行したので、再レビューします。
みんカラ
まず、総じて素晴らしいコスパのタイヤです。
静粛性、雨天時の安定性、乗り心地、高速安定性どれも高次元でバランスをとれており、前車で愛用したパイロットスポーツ4と比較しても、スポーツ性以外は負けてません。
また、一番のおすすめポイントは、路面等の凹凸を上手く吸収していきます。
次もこのタイヤをチョイスすると思います。
ピレリ POWERGYは、ウェット性能と燃費性能を両立させた、コスパに優れたタイヤです。
購入する際には、サイズや性能を適切に選び、適正空気圧を守る。
定期的な点検・交換を実施するようにしましょう。
マコール
車関連企業に勤務
80年代後期のローバーMINIで走行会に参加
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