
ホンダが2025年に送り出す復活の名車「新型プレリュード」。ハイブリッド×スポーツクーペという新境地で、かつての名車が現代に蘇ります。この記事では、気になる価格予想、エンジンや燃費性能、サイズ感まで、歴代モデルと比較しながらわかりやすく解説します。
- ホンダ プレリュードとは?歴代モデルとその人気の背景
- 2025年9月登場の新型プレリュード|復活モデルの全体像
- 新型プレリュードのエンジン性能・馬力・燃費は?
- 新型プレリュードのサイズ・デザインの特徴
- 新型プレリュードの価格判明!この価格帯に賛否?
- プレリュードの評判と復活を望まれた理由
- 【最新情報】公式ページ・発売日スケジュール
- 電動化時代のクーペを繰りなおす
- 新型プレリュードコンセプトカー登場時の情報
- シビックタイプRとの比較と価格予想
- 歴代プレリュードの魅力
- 【2025年秋発売】新型ホンダ・プレリュード情報まとめ|内装・装備・予想価格を徹底解説
- 空と風を感じるインテリアデザイン
- 最新ハイブリッド「e:HEV」とHonda S+ Shiftが融合
- 高い安全性能でロングドライブも安心
- 気になる新型プレリュードの価格は?
- 発売時期・予約開始は?
- まとめ:電動化時代に蘇る“操る喜び”
ホンダ プレリュードとは?歴代モデルとその人気の背景
プレリュードは、1978年に誕生したホンダのスペシャリティクーペで、洗練されたデザインと革新的な技術で多くのファンを魅了してきました。スポーツカーとしての性能と日常使いの快適性を両立したこのモデルは、5代目まで登場し、2001年に一旦生産終了となりました。
世代 | 発売年 | 新車価格(当時) | 最大馬力 |
---|---|---|---|
初代 | 1978 | 約150万円〜 | 約80ps |
2代目 | 1982 | 約160〜200万円 | 最大135ps |
3代目 | 1987 | 約180〜250万円 | 最大160ps |
4代目 | 1991 | 約220〜280万円 | 最大200ps(VTEC) |
5代目 | 1996 | 約230〜290万円 | 最大220ps(VTEC) |
とくにVTECエンジンの搭載が注目され、スポーティな走行性能が高く評価されました。
2025年9月登場の新型プレリュード|復活モデルの全体像
2025年9月に発売予定の新型プレリュードは、ホンダが“電動化時代におけるスポーツカーの新しいかたち”として世に送り出すハイブリッドスポーツクーペです。デザインコンセプトは「Unlimited Glide」。滑るように走るエレガントなスタイルと、現代的な先進装備が融合した1台です。
クーペ市場が縮小する中で、あえてこのセグメントを復活させた背景には、ホンダのスポーツマインドと技術力への強いこだわりがあります。
新型プレリュードのエンジン性能・馬力・燃費は?
搭載されるパワーユニットは、ホンダ独自の2.0L直列4気筒エンジン+2モーター方式のハイブリッドシステム「e:HEV」。
- システム最高出力:200ps前後(予想)
- トルク:310Nm(モーター最大)
- 燃費性能(WLTCモード):23〜25km/L前後(予想)
- ドライブモード:「S+ Shift」モードで8速感覚の擬似変速操作も可能
燃費が良いだけでなく、モーター駆動による力強い加速と、ドライバーの操作に応えるレスポンスの良さが特徴です。
新型プレリュードのサイズ・デザインの特徴
新型プレリュードのボディサイズは以下の通りです:
- 全長:4,520mm
- 全幅:1,880mm
- 全高:1,325mm
- ホイールベース:2,605mm
低重心でワイドなプロポーションは、シビックよりもやや長く、低く構えたスタイリング。前後フェンダーの張り出しや、グライダーのような滑らかなシルエットが特徴です。
内装はネイビー×ホワイトの2トーン仕様で、高級感と開放感を演出。ドライバー中心のコクピット設計と助手席の快適性が両立されています。
新型プレリュードの価格判明!この価格帯に賛否?
追記:
初期ロット2,000台の先行予約が始まっているとの情報があり、価格もネットで出回り始めました。
「新型プレリュードは1グレード展開で、安全装備は充実していますし、Googleナビも標準装備なんですよ。メーカーオプションは有償ボディカラーくらいでしょうか。車両本体価格は消費税込みで617万9800円です。下取り車やファイナンスプランなどのご相談は、当選後のお手続きになります」
FORZA STYLE
上記サイトによると、発表が9月4日、9月5日発売の予定
先行予約は8月1日から8月10日
価格は617万9800円(税込)
また、別の情報では
足回り(サスペンション、ブレーキ等)はシビックタイプRを専用チューニングしたものを採用しているようです。
かつてのプレリュードが200万円台だったことと比較するとかなり高価格になりました。
現代の先進装備やハイブリッドシステム、安全技術が充実しているとはいえ、この価格が新たな層(特に20~30代)に刺さるのか?
かつてのV-TECファンにはどのように映るのか?少し不安がよぎりました。
プレリュードの評判と復活を望まれた理由
SNSや車好きの間では、以下のような声が多く聞かれます:
- 「プレリュード復活、涙出る」
- 「クーペ好きにはたまらないスタイリング」
- 「燃費が良くて運転も楽しいなんて理想」
現在のホンダには生産の終了したNSXのほかS-2000、インテグラなどプレリュード以外にもスポーツクーペを期待する声は多かったのですが、環境規制や国内需要の減少がその道を狭めてしまっています。
ホンダが再びクーペ市場に挑戦する姿勢は、多くのファンから、特に“操る楽しさ”を再評価する動きに繋がるのか期待されています。
【最新情報】公式ページ・発売日スケジュール
- 公式サイトの特設ページ:https://www.honda.co.jp/PRELUDE/new/
- ニュースリリース:https://global.honda/jp/news/2025/4250731.html
発売は2025年9月の予定。詳細なグレード構成やオプションは今後発表予定です。
電動化時代のクーペを繰りなおす
久々の復活を枕返しにする新型プレリュード。電動化の流れにのっても、「運転の楽しさ」を第一に突き込むホンダの姿勢がまさに魅力。
車好きはもちろん、ハイブリッドでスポーツ性を求める方も、新しいプレリュードに高い期待を持つこと間違いなしです。
新型プレリュードコンセプトカー登場時の情報
1978年から2001年まで販売されたホンダプレリュード。
実際、女性ドライバーも多くいたほど、当時のスポーツクーペの中でも上品な品格のあるスタイルが評価され、ライバル車のゴツゴツした男勝りなモデルとは一線を画していました。
その華麗なスタイルの復活を期待する声は、今もなお根強く残っています。
2023年、ホンダはプレリュードの商標登録を更新。20年以上の時を経て当時のファンが騒めきました。
さらに2023年、ジャパンモビリティーショーにコンセプトカーとして展示、ファンの期待を一気に高めました。
しかし、詳細はほとんど発表されてなく、e:HEV搭載、21インチタイヤなどが濃厚といわれています。
本記事では、新型プレリュードコンセプトカーの詳細と、シビックタイプRとの比較、そして歴代プレリュードの魅力を振り返ります。

マツダが「RX-VISION」としてRX-7やRX-8の後継ロータリースポーツを発表するのでは?と話題になっていましたが、コンセプトカーに終始していたため、市販化が可能な完成度で発表されたプレリュードの独壇場になっていたのは間違いありません。

Honda S+ Shift 次世代のハイブリッドシステムを初搭載
高効率の2モーターハイブリッドシステムによる燃費の良さと、大出力モーターによる上質で爽快な走りを両立するとされる、次世代のハイブリッドシステム(Honda S+ Shift=ホンダSプラスシフト)が新型プレリュードに初搭載されるとの情報があります。
このシステムには、燃費、走りだけでなく、加減速時のエンジン回転の最適化に加えて、エンジンサウンドをスピーカーから発生し、エンジンサウンドの音質を高める「アクティブサウンドコントロールシステム(ASC)」により、ドライビングフィールをスポーティに演出するシステムに注目。
電動化したアバルト500eツーリスモに搭載されたエンジンサウンドを出力するシステムのようで魅力の一つになるかもしれません。
2モーター×e:HEVシステム搭載 VTECターボも採用になるか?
最新のプレリュードがe:HEVハイブリッドシステムを搭載し、走行性能と環境性能の両方において革新を実現すると推測されています。
【e:HEV】は、高効率な発電と強力な駆動用モーターが特徴です。
現在、VTECエンジンには1.5L VTECターボエンジンと2.0L VTECターボエンジンがありますが、2.0L VTECターボエンジンは4気筒で330PSを発生させるため、このエンジンにハイブリッドシステムが組み合わされるのか、プレリュード用に新たに開発したエンジンが用意されているかは不明です。

シビックタイプRとの比較と価格予想

新型プレリュード タイプRへの期待度と価格予想
プレリュードのタイプRが登場する場合、走行性能やスポーティな特性はシビックタイプRと比較されることでしょう。
タイプRは高い戦闘力とサーキットでの圧倒的な性能を誇り、本格的なスポーツ性能を期待するV-TEC愛好家に期待されています。
ただ、電気モーターが付いたハイブリッドでの「タイプR」にどこまで需要があるのか?、魅力あるパフォーマンスが出せるか?といった不安があるため、実現は難しいと思います。
気になる価格予想ですが、ベースモデルがトヨタGR86に寄せてくると思います。
しかし、ハイブリッドシステムを含むことを考えると300万円台後半、ウワサのあるタイプRが出るとすれば、500万円台で販売して欲しいなというのが本音です。
しかし、昨今の原材料費高騰の影響もあり、450万円前後の価格で乗り出し価格が500万円といったところではないかと思います。
可能性は少ないと思いますが、もし、タイプRが発表されるとしたら650万円スタートといったところでしょうか。
発売も2025年秋の予定だとか。
ホンダが初代シビックタイプRを発表したとき、当時でも破格の200万円を切る戦略的販売価格だったような尖った戦略を期待したいです。
ホンダを代表するスポーツモデル
プレリュードのポジションは?
タイプRとしてのプレリュードはホンダのスポーツモデルとしての位置付けが強化され、シビックタイプRに次ぐスポーツモデルとしての期待が高まっています。
エンジンは2Lターボエンジンン+ハイブリッドといったパフォーマンスは生産が終了したNSXタイプSの性能には及ばないものの、かなり魅力的なモデルになると思います。
しかも、現在のラインナップから言うとシビックとシャシーを共同にするのでは?というのが現実味のある情報です。
サイズもシビックの全長 4,560 mm x 全幅 1,800 mm x 全高 1,415 mmと同等になるとの予想されますが、クーペボディのため、全長や全高は少しコンパクトになるのではと思います。
シビックタイプR:戦闘力、サーキット性能
高性能スポーツカー
シビックタイプRはホンダのスポーツカーラインアップの中でも特に高い性能を誇り、重厚なスポーツカーとしての戦闘力を持っています。サーキットでのパフォーマンスも見逃せません。
歴代プレリュードの魅力

初代:FFスポーツカー

全長 | 4,090mm |
---|---|
全幅 | 1,635mm |
全高 | 1,290mm |
1978年に発売されたFF(フロントエンジン、フロントドライブ)の2ドアクーペとして、1981年まで販売され、海外での評判が良く、生産の大半は海外に輸出された。
エンジンはEK型1.8L 直4 SOHCで、早くも電動サンルーフ搭載し、最上級グレード「XXR」には前後ディスクブレーキを装備する等、上位モデルとして発売された。
2代目:リトラクタブル・ヘッドライト搭載の初代デートカー

全長 標準:4,295mm
Si:4,375mm
全幅 1,690mm
全高 1,295mm
1800ccの標準エンジンと2000ccのSi:スポーツモデルが用意され、1982年11月から1987年3月まで発売。
運転席側から助手席をリクライニングさせることができ、リトラクタブル・ヘッドライト採用で、ボンネットが低く、デザイン性もヨーロッパ車のような雰囲気に仕上がり、女性からの評判も良く「デートカー」と呼ばれた。
3代目:4WS採用と2代目の進化デザイン

全長 標準:4,460mm
inx:4,505mm
Si States:4,520mm
全幅 標準:1,695mm
Si States:1,715mm
全高 1,295mm
3代目では好評のデザインは継続で、2000ccエンジンに統一され、出力も増えアップグレードされました。
量販車では初めて4WSが搭載され、モデル末期には派生バージョンも生まれたが、ほどなく生産終了。
歴代モデルの中では最も売れたモデルとなり、現在でも街中で見かけることがあります。
4代目:革新的なデザイン、VTECエンジン登場、3ナンバー化

全長 4,440mm
全幅 1,765mm
全高 1,290mm
「音速の貴公子」の異名を持つF1レーサー、アイルトン・セナをCMに起用し、デザインも一新された4代目はボディサイズも大きくなり3ナンバー化。
エンジンは2200ccとなり、初めて「VTEC」(ブイテック)エンジンが登場し、よりスポーティーな印象に生まれ変わりました。
Si-VTECエンジンは200馬力となり、5000回転付近からエンジン音が変わり、加速Gを味わうため高速道路などで楽しめる車で、AE86レビンやシルビアなどのスポーツタイプと一線を画していました。
実際、私も長く乗っていた車です。
ちなみに、Si-VTECの実燃費はハイオクガソリン仕様でしたが、燃費は5速MTで8km/L程度、高速道路では10km/L以上と当時としては悪くなく、経済的な印象がありました。
ただし、クルーズコントロールやパワーシートと電動サンルーフで車重が重く、ライバル車両よりも出だしが遅いのが難点でした。
5代目:最後のプレリュード、高性能と快適性を両立

全長 4,520mm
全幅 1,750mm
全高 1,315mm
2.2L VTECエンジンを搭載し、220馬力のパワーと22.4kgf・mのトルクを発揮
5速MTと4速ATのトランスミッションを選択でき、スポーティーな走りと快適なクルージングを両立しました。
私も、発売当時エンジンの進化は魅力的だったものの、4代目の魅力だった曲線美デザインがなくなってしまい、「何だかニッサン車のようになった」気がしたため、買い替えは断念しました。

【2025年秋発売】新型ホンダ・プレリュード情報まとめ|内装・装備・予想価格を徹底解説
2023年のジャパンモビリティショーで大きな話題を呼んだホンダのスポーツクーペ「プレリュード」が、ついに市販化へと動き出しています。今回は、新たに公開された内装や技術的特徴に加え、「プレリュード 新型 値段」の予想価格情報まで含めて徹底解説します。
空と風を感じるインテリアデザイン
新型プレリュードのインテリアは、スポーツカーとしての機能性だけでなく、「爽快感」をテーマにしたカラーと質感が印象的です。シートやドアパネルはホワイトとネイビーの2トーンで構成されており、まるで青空の下をグライダーで滑空しているかのような開放感を演出。
ドライバーズシートは高いホールド性を持ち、スポーティな走行をしっかりと支えます。一方で助手席側は座りやすさや足元の空間確保が重視されており、ドライバーと同乗者の両方にとって快適なパッケージングが図られています。足が当たりにくいドアの設計や、視界の良いインパネ構造など、細部にわたる工夫が施されています。
最新ハイブリッド「e:HEV」とHonda S+ Shiftが融合
パワートレインには、ホンダの次世代ハイブリッド「e:HEV」を搭載。2.0L直列4気筒エンジンと2モーター方式を組み合わせ、電動走行のスムーズさとエンジンのパワフルさを両立しています。
注目は「Honda S+ Shift」という新技術。これはCVTでありながら、疑似的な8速変速フィールを生み出し、パドルシフト操作によってドライバーがリズミカルに変速できるようになっています。これにより、燃費だけでなく“操る楽しさ”にもこだわった走りを実現しています。
高い安全性能でロングドライブも安心
先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」が標準装備されるのもポイント。前方の車両や歩行者を検知して自動ブレーキをかける「CMBS」や、車線中央を維持する「LKAS」など、ホンダのフラッグシップモデルと同等レベルの安全機能を備えています。
日常の運転はもちろん、長距離ドライブや夜間走行でも安心して運転できるのは大きな魅力です。
気になる新型プレリュードの価格は?
現在のところ正式な価格発表はありませんが、複数のメディアや車業界関係者による予想価格がいくつか挙がっています。
- 420万〜450万円:ベースモデルに近い価格帯として想定
- 500万円前後:シビックe:HEV(約396万円〜)を基準にした想定価格
- 600万円前後:高性能な足回りや装備が標準となる上位グレードの場合、シビックタイプRを基準にした想定価格
これらを踏まえて、筆者の独自予想としては、新型プレリュードの価格は480万円〜580万円程度が主力帯になるのではと見ています。競合となる「GR86」や「スープラ」、あるいは輸入スポーツクーペの価格帯を考慮しても、このレンジは現実的です。
発売時期・予約開始は?
プレリュードは2025年秋の発売が見込まれており、早ければ8月にも予約受注がスタートすると言われています。ホンダとしてもブランドの原点回帰ともいえるこのモデルには力を入れており、限定仕様や受注期間の短さもあり得るため、早めの情報収集がカギになりそうです。
まとめ:電動化時代に蘇る“操る喜び”
新型プレリュードは、ただのレトロ回帰モデルではありません。ハイブリッドによる走行性能、安全性、快適性、そしてデザイン性まで、現代のスポーツカーとして求められる要素をすべて兼ね備えた一台です。
「プレリュード 新型 値段」が気になる方も、今のうちから情報をチェックしておく価値は十分にあります。続報を楽しみに待ちましょう。
デザインの継承
新型プレリュードは、スマートで現代的なデザインであることが予想されますが、それでいて歴代モデルからのエッセンスを受け継ぐことが期待されています。
最新技術の採用
最新のエンジン技術、安全装備など、現代の自動車市場に求められる最新技術の搭載が期待されています。
ホンダ・プレリュードは革新的な技術と先進的なデザインで親しまれてきました。これからの新型には、その歴史を受け継ぐだけでなく、さらなる進化が期待されています。デザインや搭載機能について今後も注目して行こうと思います。
マコール
車関連企業に勤務
80年代後期のローバーMINIで走行会に参加
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