「エブリイのタイヤって145R12でいいの?荷物を積むと空気圧はどうすればいい?」「バンとワゴンでサイズが違うって聞いたけど、自分の車はどっちだろう」「仕事で毎日使うからなるべく長持ちするタイヤが欲しい」——エブリイオーナーからよく聞かれる疑問は、乗用車のそれとは少し違います。
エブリイは軽自動車でありながら、商用バン(DA17V)・乗用ワゴン(DA17W)という2つの顔を持ちます。それぞれタイヤサイズが異なるうえに、仕事での積載・長距離走行・燃費コスト管理という実用的な要求が高い車種です。「乗用車感覚でタイヤを選んだら積載時に空気圧が足りなかった」「安いタイヤにしたら摩耗が早くてかえって高くついた」——そんな失敗を防ぐためにこのガイドを書きました。

【忙しい方向け:エブリイタイヤ選びの結論】
- バン(DA17V):純正サイズは 145/80R12 80/78N(旧表記:145R12 6PR)。仕事使いなら耐摩耗性最強のブリヂストン RD-604 STEELが長い目でコスパ最強。
- ワゴン(DA17W):純正サイズは 155/80R13。乗り心地重視の低燃費タイヤがおすすめ。
- 最重要の注意点:積載時は後輪空気圧を 350〜400kPa に調整すること。これを怠るとタイヤ寿命が大幅に縮まり、最悪バーストの危険がある。
この記事でわかること
- DA17V(バン)・DA17W(ワゴン)の純正タイヤサイズ一覧
- 「145R12 6PR」と新表記「80/78N(ロードインデックス)」の読み方
- 2026年おすすめタイヤ5選(耐久性・燃費・コスパの評価軸つき)
- 積載状況別の空気圧完全ガイド(空荷〜最大積載・高速走行)
- アライメント調整・TPMS(空気圧監視センサー)の活用法
- タイヤ交換費用の相場と2026年の賢い交換術
- スタッドレスの選び方と費用
エブリイの純正タイヤサイズ一覧【DA17V・DA17W・旧型対応】
エブリイはモデルによってタイヤサイズが異なります。「バン」と「ワゴン」を混同してサイズを間違えることが最もよくあるミスです。まず自分の車がどのモデルか確認してください。
グレード別 純正タイヤサイズ早見表
| モデル | 型式 | 純正タイヤサイズ(旧表記) | 新表記(LI表記) | ホイールサイズ |
|---|---|---|---|---|
| エブリイ バン(PA・PC・PU) | DA17V | 145R12 6PR | 145/80R12 80/78N | 12×3.5B |
| エブリイ バン ジョイン | DA17V | 145R12 6PR | 145/80R12 80/78N | 12×3.5B |
| エブリイ ワゴン(JP・JP TURBO) | DA17W | 155/80R13 | 155/80R13 82/80N | 13×4.0J |
| エブリイ ワゴン ジョインターボ | DA17W | 165/70R13 | 165/70R13 83/81N | 13×4.0J |
自分のモデルの確認方法:運転席ドアを開けたBピラー(柱)内側のシールにタイヤサイズと空気圧が記載されています。また、車検証の「型式」欄でDA17VかDA17Wかを確認できます。
旧型(DA16V・DA64V)との違い
2015年以前の旧型エブリイ(DA16V・DA64V系)も145R12 6PRが基本です。旧型から現行型に乗り換えた場合もサイズは変わらないことが多く、ホイールが流用できるケースもありますが、ナット形状やオフセットは必ず確認してください。
「145R12 6PR」と新表記「80/78N」の読み方【2026年の最新知識】
エブリイのバン用タイヤは「LT規格(商用・小型トラック規格)」です。2026年現在、タイヤのサイドウォールには従来の「6PR」表記に加え、「80/78N」というロードインデックス(LI)表記が併記されているケースが増えています。オンラインショップで購入する際にどちらの表記でも正しいタイヤを選べるよう、両方の意味を理解しておきましょう。
| 記号・数字 | 意味 | エブリイの場合 |
|---|---|---|
| 145 | タイヤの幅(mm) | 幅145mm |
| /80 | 扁平率(%)※LI表記では明示される | 高さは幅の80% |
| R | ラジアル構造 | 現在の主流構造 |
| 12 | ホイールのリム径(インチ) | 12インチホイール |
| 6PR | プライレーティング(旧表記)。6層相当の強度 | 積載能力の指標 |
| 80/78 | ロードインデックス(新表記)。2輪積載:80=450kg、78=375kg | 同等の積載能力を新方式で表示 |
| N | 速度記号 | 最高速度140km/hまで対応 |
購入時の重要ポイント:ネット通販では「145R12 6PR」と「145/80R12 80/78N」が別商品のように見える場合がありますが、どちらも同じ規格のタイヤです。エブリイのバンには必ずこの規格(またはそれ以上)の商用タイヤを選んでください。乗用タイヤ(LI表記なし)を装着すると最大積載量での走行時に危険な状態になります。
インチアップは可能?
| インチアップ後サイズ | 外径変化 | 注意点 |
|---|---|---|
| 155/80R13 | ほぼ同等(ワゴン純正と同じ) | 商用グレード(LI表記80/78以上)のタイヤを選ぶこと |
| 165/70R13 | やや大きくなる | スピードメーター誤差が出る場合あり |
インチアップする場合も、バンとして使用するなら必ずロードインデックスが純正以上のタイヤを選んでください。見た目優先で乗用タイヤを選ぶと、最大積載量での走行時に危険なタイヤ変形が起こる可能性があります。

エブリイ特有の悩み:積載・長距離使用でタイヤが早く減る原因
荷物を積むほど摩耗が早くなる理由
エブリイバンは最大積載量350kgで、荷室に重い荷物を積んで走ることを前提とした設計です。積載量が多いほどタイヤへの負担が増し、特に後輪の摩耗が加速します。「仕事で毎日使うと1年半でタイヤがダメになった」という声はこの仕組みから来ています。
耐摩耗性の高いタイヤを選ぶことが、仕事使いのエブリイにとって最もコストパフォーマンスを左右するポイントです。
長距離走行でロードノイズが大きい
商用タイヤ(6PR・80/78N)は乗用タイヤに比べてサイドウォールが硬く設計されているため、乗り心地の硬さとロードノイズの大きさは避けがたい面があります。ただし、商用タイヤのなかでも「静粛性に配慮した設計」の銘柄を選ぶことで、体感的な差は十分出ます。
前後での摩耗差が大きい(リアヘビー問題)
荷物を積む車の性質上、後輪に荷重が偏りがちです。フロントとリアで摩耗速度に大きな差が出やすいため、定期的なタイヤローテーション(5,000〜8,000kmごと)が特に重要です。
2026年おすすめエブリイタイヤ5選【目的別・サイズ別に厳選】
このセクションでは主に145R12 6PR(=145/80R12 80/78N)サイズを基準に紹介します。 ワゴン(155/80R13・165/70R13)をお使いの方は各商品ページでサイズをご確認ください。
比較早見表
| # | 銘柄 | 耐久性・耐摩耗 | 静粛性 | 燃費 | 価格帯(1本・145R12) |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ブリヂストン RD-604 STEEL | ◎(商用専用設計) | ○ | ○ | 5,000〜8,000円 |
| 2 | ダンロップ SP LT5 | ◎ | ○ | ○ | 4,500〜7,000円 |
| 3 | ヨコハマ RY52 | ○ | ◎ | ◎ | 5,000〜7,500円 |
| 4 | トーヨー V-02e | ○ | ○ | ◎ | 4,000〜6,500円 |
| 5 | ナンカン CW-20 | △ | △ | ○ | 2,500〜4,000円 |
価格はAmazon・楽天の2026年2月時点の目安です。時期や購入場所によって変動するため、購入前に最新価格をご確認ください。
第1位:ブリヂストン RD-604 STEEL【耐久性最優先・仕事使いの定番】
こんな人に向いています:毎日荷物を積んで走る・タイヤを長持ちさせてトータルコストを下げたい・信頼性最優先
ブリヂストンが軽商用車向けに開発した主力タイヤです。「STEEL」の名のとおりスチールベルト構造を採用しており、重積載時の耐久性・耐摩耗性が商用タイヤのなかでもトップクラスです。
仕事で毎日エブリイを使う個人事業主・配送業者からの支持が厚く、「以前の安いタイヤより1年以上長持ちした」「重い荷物を積んでも変形しない安心感がある」という声が多いです。タイヤ代は高めですが、交換頻度が下がることでトータルコストが逆転するケースが多いです。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| タイヤ規格 | 商用LT規格(6PR / 80/78N) |
| 構造 | スチールベルト採用 |
| 特徴 | 重積載対応・高耐摩耗設計 |
| 適合エブリイ | DA17V バン全グレード |
メリット:耐久性・耐摩耗性が商用タイヤで最高クラス。重積載時の安定性が高い。ブリヂストンの豊富な流通量で在庫切れになりにくい。
デメリット:プレミアム商用タイヤのため価格は高め。静粛性・乗り心地は乗用タイヤには及ばない。
💡 ワンポイント:4本の交換費用が高くても、2〜3万km余分に走れれば次の交換までの期間が延び、年間コストは安くなります。走行距離が年間20,000km以上のヘビーユーザーほど元が取れる選択肢です。
第2位:ダンロップ SP LT5【耐久性とコスパのバランスが最も取れた商用タイヤ】
こんな人に向いています:耐久性は欲しいがブリヂストンより価格を抑えたい・国産品質を確保したい
住友ゴム(ダンロップ)が手がける軽商用車専用タイヤです。耐摩耗性能に特化した設計でありながら、RD-604 STEELより1,000〜2,000円/本ほど安く入手できるケースが多く、「国産の安心感+コスパ」を求めるエブリイオーナーに人気です。
エブリイの仕事使いに多い「毎日同じルートを走る」「荷物の重さが一定」というパターンでは、均一な摩耗が続くためSP LT5の耐摩耗設計が効果を発揮しやすいです。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| タイヤ規格 | 商用LT規格(6PR / 80/78N) |
| 構造 | スチールベルト採用 |
| 特徴 | 耐摩耗性重視設計・ウェットグリップも安定 |
| 適合エブリイ | DA17V バン全グレード |
メリット:国産タイヤとして安定した品質。RD-604 STEELより価格を抑えられる。耐摩耗性が高く仕事使いの頻繁な交換コストを下げられる。
デメリット:静粛性・乗り心地はヨコハマ RY52に比べてやや劣る。燃費性能は商用タイヤとしては標準的。
💡 ワンポイント:Amazonや楽天のセール時期(タイムセール・ポイントアップ期間)を狙うと1本4,000円前後で購入できることがあります。複数台のエブリイを所有する事業者には特におすすめの節約方法です。
第3位:ヨコハマ RY52【仕事使いながら乗り心地・静粛性も妥協したくない人に】
こんな人に向いています:長距離走行が多い・ロードノイズを改善したい・通勤兼用で家族を乗せることもある
ヨコハマが軽商用車向けに開発したエコ・静粛性タイヤです。商用タイヤとして必要な6PR(80/78N)の耐荷重性能を維持しながら、乗用タイヤに近い静粛性・乗り心地を実現しています。「仕事でも使うが通勤でも乗る」「家族を乗せることもある」というエブリイオーナーに特に向いています。
燃費性能も商用タイヤのなかでは優秀で、長距離走行が多い使い方ほど燃料代の節約効果が出やすいです。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| タイヤ規格 | 商用LT規格(6PR / 80/78N) |
| 特徴技術 | 低燃費・静粛性両立設計 |
| 強み | 商用タイヤとして最高クラスの静粛性 |
| 適合エブリイ | DA17V バン全グレード |
メリット:商用タイヤのなかで静粛性・乗り心地がトップクラス。低燃費設計で長距離走行のガソリン代節約に貢献。通勤・プライベート兼用のエブリイに最適。
デメリット:耐摩耗性はRD-604 STEEL・SP LT5より若干劣る(実用上は十分)。価格はやや高め。
第4位:トーヨー V-02e【燃費重視・国産リーズナブルモデル】
こんな人に向いています:燃費改善を優先したい・国産品質をリーズナブルに入手したい
トーヨータイヤが軽商用車向けに設計した低燃費タイヤです。6PR(80/78N)規格を維持しながら、転がり抵抗を低減した設計で燃費改善効果が期待できます。1日あたりの走行距離が多い配送・営業用途では、燃費改善幅が積み重なって年間のガソリン代節約に直結します。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| タイヤ規格 | 商用LT規格(6PR / 80/78N) |
| 特徴 | 低転がり抵抗設計・燃費改善 |
| 適合エブリイ | DA17V バン全グレード |
メリット:燃費改善効果が国産商用タイヤで上位クラス。価格が抑えめで初期コストを下げやすい。国産品質の安心感。
デメリット:耐摩耗性はRD-604 STEEL・SP LT5に及ばない。静粛性はRY52より劣る。
第5位:ナンカン CW-20(アジアンタイヤ)【初期費用を最小化したい人向け】
こんな人に向いています:走行距離が少ない・予備車や使用頻度が低い車両・初期コストを徹底的に抑えたい
台湾メーカー・ナンカンの軽商用車向けタイヤです。6PR規格(80/78N相当)に対応しており積載能力の基準は満たしています。1本8,000円程度という価格は4本交換でもタイヤ代だけなら32,000円程度に収まります。
ただし、耐摩耗性・静粛性は国産タイヤに比べて明確に劣ります。仕事で毎日走る車両に使うと交換頻度が上がりかえってコストが高くなるケースがあります。走行距離が年間10,000km以下の予備車・臨時使用車両での活用に限定してください。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| タイヤ規格 | 商用LT規格(6PR相当) |
| 原産国 | 台湾 |
| 適合エブリイ | DA17V バン全グレード |
メリット:4本交換でもタイヤ代を抑えられる。6PR規格対応で積載基準を満たす。
デメリット:耐摩耗性が国産タイヤより短い傾向。仕事使いでは交換頻度増でコスパが逆転するリスクあり。
⚠️ 注意:毎日荷物を積んで走る仕事使いには国産タイヤを強くおすすめします。
目的別まとめ:あなたの使い方にはどのタイヤが合う?
| あなたの使い方・優先事項 | おすすめ銘柄 |
|---|---|
| 毎日積載あり・走行距離が多い仕事使い | ブリヂストン RD-604 STEEL |
| 耐久性重視・国産でコストも抑えたい | ダンロップ SP LT5 |
| 長距離走行・乗り心地・静粛性も大事 | ヨコハマ RY52 |
| 燃費改善・国産リーズナブルモデル | トーヨー V-02e |
| 走行距離が少ない・初期費用を最小化 | ナンカン CW-20 |
仕事でエブリイを使う方の最大のコスト判断基準は「年間走行距離」です。年間20,000km以上走るならブリヂストンやダンロップの上位モデルを選ぶ方が、交換頻度が減り年間トータルコストは安くなります。年間10,000km以下の使い方ならトーヨーやナンカンも選択肢になります。
エブリイの空気圧完全ガイド【積載状況別の正しい設定】
空気圧の管理はエブリイオーナーにとって乗用車以上に重要です。荷物の積み方によって適切な空気圧が変わるのがエブリイの最大の特徴です。
積載状況別 空気圧設定早見表
⚠️ 重要:以下は一般的な目安です。必ず運転席ドアを開けたBピラー内側のシールで自車の指定値を確認してください。
| 使用状況 | 前輪 | 後輪 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 1人乗車(空荷) | 280kPa | 300kPa | 後輪が前輪より高いのが正常 |
| 最大積載(350kg) | 280kPa | 400kPa | 後輪を必ず上げること |
| 高速道路走行(積載あり) | 300kPa | 400kPa | 発熱対策で前輪も上げる |
💡 配送業者・仕事使いの方へ:重い荷物を積んで後輪の空気圧が低い状態で走ると、燃費が悪化するだけでなくタイヤのサイド部分が異常発熱しバースト(破裂)の危険が高まります。車内にデジタル空気圧計(後述)を常備し、積み込み前の2分間チェックを習慣にしましょう。
エブリイのバンは後輪に荷重がかかる設計のため、空荷時でも後輪の空気圧が前輪より高いのが正しい状態です。「なんとなく前後同じにしておく」という管理は後輪の摩耗促進・燃費悪化の原因になります。
空気圧の点検・補充場所
- ガソリンスタンド:エアー充填機が設置されていることが多く、無料または少額で利用可能
- カー用品店:オートバックス・イエローハットでも空気圧チェック無料サービスを提供している店舗が多い
- 自宅:携帯型エアーコンプレッサー(3,000〜5,000円程度)があれば出発前に確認できる。仕事使いのエブリイオーナーには特に推奨
計測の注意点:タイヤが冷えた状態(走行後30分以上経過)で計測してください。走行直後は熱で空気が膨張し、実際より高い数値が出ます。
TPMS(空気圧監視センサー)で空気圧管理を自動化する
2026年現在、仕事でエブリイを使うオーナーの間で後付けTPMS(タイヤ空気圧監視システム)の導入が広まっています。
TPMSとは
バルブキャップに取り付ける小型センサーが走行中も空気圧をリアルタイムで計測し、スマートフォンや車内ディスプレイに表示するシステムです。空気圧が設定値を下回ると警告アラートが鳴るため、うっかり低圧で走り続けるリスクをなくせます。
エブリイに後付けTPMSが特に有効な理由
積載量が変わるたびに空気圧を調整するのが理想ですが、実際には毎回の確認は難しいです。TPMSがあれば走行中にダッシュボードで4輪の空気圧を常時確認でき、「今日は荷物が多いのに後輪が下がっている」という状態をリアルタイムで把握できます。
おすすめの選び方
| 項目 | 選び方のポイント |
|---|---|
| センサー方式 | バルブキャップ式(外付け)が取り付け・交換が簡単でエブリイに向いている |
| 表示方法 | スマートフォン連携型(Bluetooth)か、専用モニター付きの2タイプ |
| 予算 | 4センサー+モニターのセットで4,000〜10,000円程度 |
アライメント調整:エブリイのタイヤ偏摩耗を根本解決する
タイヤ交換をしてもすぐ外側・内側が偏摩耗するという場合、タイヤ自体ではなくホイールアライメント(車輪の角度)のズレが原因であるケースがあります。
エブリイにアライメント調整が必要な理由
エブリイは荷物を積んで走ることが多いため、サスペンションやスタビライザーに通常以上の負荷がかかり続けます。これがアライメントのズレを引き起こし、「タイヤ交換してもすぐ外側だけ減る」という症状につながります。
アライメント調整のタイミング目安
- タイヤ交換2回に1回(20,000〜30,000km目安)
- 縁石に強く乗り上げた・大きな段差を超えたあと
- 偏摩耗が気になり始めたとき
- 直進時にハンドルが自然と左右どちらかに流れると感じたとき
アライメント調整の費用と対応店舗
| 店舗タイプ | 費用目安(4輪) | メモ |
|---|---|---|
| タイヤ専門店(タイヤ館・タイヤガーデン等) | 8,000〜15,000円 | 商用車の経験豊富なスタッフが多い。タイヤ交換と同時依頼がおすすめ |
| カー用品店(オートバックス等) | 10,000〜18,000円 | 店舗によって対応可否が異なる。事前確認を |
| ディーラー(スズキ) | 15,000〜25,000円 | 最も確実だがコストは高め |
💡 仕事使いのエブリイオーナーへ:タイヤ専門店はタイヤ交換工賃が比較的安く、商用車のアライメント相談にも慣れているスタッフが多いです。タイヤ交換のたびに持ち込む「かかりつけ店」を作っておくと長期的なコスト管理がしやすくなります。
タイヤ交換費用の相場と2026年の「賢い交換術」
タイヤ代の相場(グレード別)
| グレード | 代表的な銘柄 | 1本の価格帯 | 4本合計目安 |
|---|---|---|---|
| エコノミー(アジアンタイヤ) | ナンカン・フェデラルなど | 5,500〜10,000円 | 22,000〜40,000円 |
| スタンダード(国産) | ダンロップ SP LT5・トーヨー V-02eなど | 7,000〜13,000円 | 28,000〜52,000円 |
| プレミアム(国産上位) | ブリヂストン RD-604 STEEL・ヨコハマ RY52など | 8,000〜15,000円 | 32,000〜60,000円 |
乗用タイヤに比べて12インチ商用タイヤは全体的に安めです。ただし仕事使いの場合は交換頻度も合わせてトータルコストで判断してください。
工賃の相場(店舗別比較)
2026年現在、人件費・光熱費の上昇により大手カー用品店の工賃は2020年比で1.2〜1.5倍に値上がりしています。費用を抑えるには購入方法と取付先の組み合わせが重要です。
| 店舗 | 組み替え(4本) | バランス調整(4本) | 廃タイヤ処分(4本) | 工賃合計の目安 |
|---|---|---|---|---|
| オートバックス | 6,600〜9,900円 | 2,200〜3,300円 | 1,100〜1,650円 | 約10,000〜15,000円 |
| イエローハット | 6,600〜8,800円 | 2,200〜3,300円 | 880〜1,320円 | 約10,000〜14,000円 |
| ガソリンスタンド | 3,500〜5,500円 | 2,000〜3,000円 | 800〜1,200円 | 約6,500〜10,000円 |
| タイヤ専門店 | 3,500〜7,000円 | 1,600〜2,400円 | 800〜1,200円 | 約6,500〜11,000円 |
| ディーラー(スズキ) | 8,800〜13,200円 | 2,640〜3,960円 | 1,320〜1,760円 | 約13,000〜19,000円 |
2026年の賢い交換術:用途別の最適ルート
最安ルート|Amazonで購入→提携取付店に直送
Amazonでタイヤを購入する際、「Amazon提携取付店」に直接配送・取り付けまで一括予約できるサービスを活用すると、工賃が明示されており追加料金のトラブルが少なく、持ち込み確認の手間も省けます。タイヤ代+工賃のトータルを最も抑えやすいルートです。
最速ルート|タイヤ専門店に電話予約
タイヤ館・タイヤガーデンなどのタイヤ専門店は商用車の扱いに慣れており、電話一本で予約が取りやすいです。タイヤ交換と同時にアライメント測定・調整を相談できる点もエブリイオーナーには大きなメリットです。
費用シミュレーション(スタンダードグレード・4本の場合)
| 購入パターン | タイヤ代 | 工賃 | 合計 |
|---|---|---|---|
| カー用品店でタイヤ購入+交換 | 約24,000円 | 約12,000円 | 約36,000円 |
| ネット購入+カー用品店持ち込み | 約18,000円 | 約12,000円 | 約30,000円 |
| Amazon提携取付店に直送 | 約18,000円 | 約9,000円 | 約27,000円 |
詳しい費用比較はこちら:軽自動車タイヤ交換の費用・場所別比較ガイド
エブリイのスタッドレスタイヤ【サイズ・おすすめ・費用】
配送・営業仕事でエブリイを使う方にとって、冬季の安定走行は業務継続に直結します。雪道・凍結路を走る可能性がある地域では早めの準備が重要です。
スタッドレスの適合サイズ早見表
| モデル | 夏タイヤサイズ | スタッドレス推奨サイズ |
|---|---|---|
| バン(DA17V) | 145R12 6PR(145/80R12 80/78N) | 145R12 6PR以上(6PR規格を必ず維持) |
| ワゴン(DA17W) | 155/80R13 | 155/80R13(同サイズ) |
| ワゴン ジョインターボ(DA17W) | 165/70R13 | 165/70R13(同サイズ) |
バンのスタッドレスは必ず6PR(80/78N)以上のものを選んでください。冬用タイヤでも積載能力の基準は維持する必要があります。
ホイールセット vs タイヤのみ
| 購入パターン | 費用目安(4本) | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| タイヤのみ | 18,000〜45,000円 | 初期費用を抑えられる | 交換のたびに工賃が発生(約10,000〜12,000円/回) |
| ホイールセット | 35,000〜70,000円 | 自分で交換でき工賃不要 | 初期費用が高い・保管場所が必要 |
仕事で使うエブリイは「スタッドレス交換に行く時間が取れない」問題が発生しがちです。ホイールセットを持っていれば業務スケジュールに合わせて自分で交換できます。
2026年おすすめスタッドレス3選(145R12 6PR対応)
| 銘柄 | 特徴 | 価格帯(1本) |
|---|---|---|
| ブリヂストン ブリザック W979 | 軽商用車専用。氷上性能と耐久性を両立。仕事使いに最も信頼される | 8,000〜13,000円 |
| ダンロップ WINTER MAXX SV01 | 商用車専用設計。コスパと性能のバランスが良く降雪が少ない地域に最適 | 6,500〜10,000円 |
| トーヨー OBSERVE VAN | 価格を抑えながら商用6PR規格対応。コスパ重視の仕事使いに | 5,500〜8,500円 |
詳しいスタッドレス比較はこちら:軽自動車スタッドレスおすすめ比較【2026年最新】
エブリイタイヤの交換時期・寿命の見極め方
仕事で使うエブリイはタイヤの消耗が早く見落としがちです。定期点検を習慣化してトラブルを未然に防ぎましょう。
交換が必要なサインを見極める3つのポイント
①スリップサインを確認する
タイヤのサイドウォールに刻印された「▲」マークの延長線上を見て、溝の突起(スリップサイン)が地面と接触していたら交換が必要です。残溝1.6mmがスリップサインの出る深さで、これは法律上の交換義務の基準でもあります。
②製造年を確認する
タイヤのサイドウォールには製造年週が4桁の数字で刻印されています(例:「2423」=2024年第23週製造)。走行距離が少なくても製造から5〜7年経過したタイヤはゴムが劣化しているため交換を検討してください。
③後輪の偏摩耗を確認する
エブリイは後輪に荷重がかかりやすいため、前輪より後輪が先に摩耗します。前後で溝の深さに大きな差が出ていたらローテーションまたは後輪のみ交換を検討してください。偏摩耗が繰り返す場合はアライメント調整が必要なサインです。
交換時期の目安まとめ
| 指標 | 交換目安 |
|---|---|
| 走行距離 | 30,000〜40,000km(積載量が多いほど短くなる) |
| 使用年数 | 製造から5〜7年 |
| 溝の深さ | 残溝1.6mm(スリップサイン露出) |
| 外観 | ひび割れ・バルジ・後輪の著しい偏摩耗が出たら即交換 |
よくある質問【エブリイタイヤ】
Q1. エブリイのタイヤサイズは何ですか?
バン(DA17V)は145R12 6PR(新表記:145/80R12 80/78N・12インチ)、ワゴン(DA17W)は155/80R13(13インチ)が純正サイズです。一部のワゴン ジョインターボは165/70R13の場合があります。Bピラー内側のシールで確認してください。
Q2. 「6PR」と「80/78N」は同じですか?
はい、どちらも同じエブリイバン用のタイヤ規格を指します。「6PR」は旧来のプライレーティング表記で、「80/78N」は2026年現在のタイヤ業界で普及しているロードインデックス表記です。通販で購入する際は両方の表記が同じタイヤを指していることを覚えておくと混乱を防げます。
Q3. エブリイのタイヤ交換は4本でいくらかかりますか?
タイヤ代と工賃の合計で、エコノミータイヤなら2〜3万円、スタンダードタイヤなら3〜4万円、プレミアムタイヤなら4〜5万円が目安です。Amazon提携取付店に直送する方法が最もトータルコストを抑えやすいです。
Q4. エブリイの空気圧はいくつですか?
空荷(1人乗車)時は前輪280kPa・後輪300kPaが目安です。最大積載(350kg)時は前輪280kPa・後輪400kPaまで上げる必要があります。必ずBピラーのシールで自車の指定値を確認してください。積載量によって後輪空気圧が大きく変わるのがエブリイの特徴です。
Q5. エブリイのタイヤが早く減るのを防ぐには?
定期的なタイヤローテーション(5,000〜8,000kmごと)、積載量に応じた適切な空気圧管理、そして2回に1回のアライメント調整が有効です。偏摩耗が繰り返す場合はアライメントのズレが根本原因である可能性が高いです。
Q6. TPMSはエブリイに必要ですか?
積載量が毎日変わる仕事使いのエブリイには特に有効です。5,000〜10,000円程度の後付けセンサーで走行中もリアルタイムに空気圧を監視でき、低圧走行によるタイヤ損傷・バーストのリスクを大幅に低減できます。
Q7. エブリイのタイヤが偏摩耗する原因は何ですか?
主な原因は①後輪への荷重集中、②空気圧の不適切な管理、③アライメントのズレの3つです。タイヤを交換してもすぐに偏摩耗が再発する場合は、タイヤ専門店でアライメント測定を受けることをおすすめします。
Q8. エブリイのスタッドレスに必要な費用は?
タイヤのみ4本で18,000〜45,000円、ホイールセットなら35,000〜70,000円が目安です。仕事使いでは交換時間が取れない問題が出やすいため、ホイールセット購入で自分で交換できる体制が業務への影響を最小化します。バン用は6PR(80/78N)規格を維持してください。
Q9. バン用タイヤとワゴン用タイヤは互換できますか?
できません。バン(DA17V)は12インチホイール、ワゴン(DA17W)は13インチホイールで、そもそも装着自体ができません。また積載能力の規格(6PR・80/78N)も異なります。必ず自車のモデルに合ったタイヤを選んでください。
まとめ:エブリイのタイヤ選びで迷ったらこう考える
この記事のポイントを7つにまとめます。
- 純正サイズはバン(DA17V)が145R12 6PR=145/80R12 80/78N(12インチ)、ワゴン(DA17W)が155/80R13(13インチ)。バンには必ず6PR(80/78N)以上の商用タイヤを選ぶ。
- 新旧表記の対応:「6PR」と「80/78N」は同じ規格。通販購入時に混乱しないよう両方の表記を覚えておく。
- 仕事使いの最優先選択肢は耐摩耗性の高いブリヂストン RD-604 STEELまたはダンロップ SP LT5。初期コストより交換頻度でトータルコストを判断する。
- 空気圧は積載量で後輪が変わる。空荷で後輪300kPa、最大積載時は400kPa。これを守るだけでタイヤ寿命が大きく変わる。
- 偏摩耗が繰り返す場合はアライメント調整。タイヤ交換2回に1回の測定を目安にタイヤ専門店に相談する。
- TPMS導入で積載量が変わる仕事使いの空気圧管理を自動化できる。5,000円程度の投資で安全性とタイヤ寿命を同時に向上できる。
- 2026年の賢い交換術はAmazon提携取付店への直送が最安ルート。タイヤ専門店への電話予約がアライメント相談も含めた最速ルート。
エブリイのタイヤ選びは「安さ」より「仕事の信頼性とトータルコスト」で考えることが正解です。タイヤトラブルで業務が止まるリスクを考えれば、耐久性の高い国産タイヤへの投資は十分に元が取れます。
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